べか太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/14 13:50 UTC 版)
べか太郎（べかたろう）[1]は日本の妖怪絵巻にある妖怪。松井文庫に所蔵されている江戸時代に描かれた絵巻物『百鬼夜行絵巻』（1832年）に両手で両目の下まぶたを下げ、口から舌を出すしぐさをした姿で描かれているが、どのような妖怪なのか詳細は不明である[2][3]。
- ^ 絵巻物には「べくわ太郎」という仮名づかいで書かれている
- ^ 水木しげる『決定版日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』講談社（講談社文庫）、2014年、「べか太郎」653頁。
- ^ 京極夏彦、多田克己編著『妖怪図巻』国書刊行会、2000年、159頁。
- ^ 湯本豪一『今昔妖怪大鑑 湯本豪一コレクション』パイインターナショナル、2013年、39,275頁。
- ^ 『太陽』75年8月号、平凡社、1975年、61頁。
- ^ a b 水木しげる『図説 日本妖怪大全』講談社〈講談社+α文庫〉、1994年、422頁。ISBN 978-4-06-256049-8。
- ^ 水木しげる『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』講談社〈講談社文庫〉、2014年、653頁。ISBN 978-4-06-277602-8。
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