三省堂 大辞林 |
ふにょい 2 【不如意】
(1)経済状態が苦しいこと。やり繰りがつかないこと。また、そのさま。
「手元―」「さらぬだに―なる、活計(くらし)が/当世書生気質(逍遥)」
(2)思いどおりにならない・こと(さま)。不便。
「まま父にあひて、いかほどの―をか凌ぐべき/どちりなきりしたん」
「ふにょい」の用例一覧
高村光雲 幕末維新懐古談 東雲師の家の跡のことなど (青空文庫)
人も没し、政吉氏も 亡 ( な ) くなって、とても 大店 ( おおみせ ) がやって行けなくなり、手元は 不如意 ( ふにょい ) がちでついに店を人手に渡すことになりました。栄吉...
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芥川龍之介 おしの (青空文庫)
( ようじょう ) に手を尽した。しかし少しも 効験 ( こうけん ) は見えない。のみならず次第に衰弱する。その上この頃は 不如意 ( ふにょい ) のため、思うように 療治 ( りょうじ ) をさ...
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直木三十五 巌流島 (青空文庫)
武道具持たる時 不如意 ( ふにょい ) に候えば片手にて取なり、太刀を 取候事 ( とりそうろうこと ) 初め重く覚ゆれ 共 ( ども ) 後は自由に 成候 ( なりそうろう ) 。 とある。後世二天政名流、二刀...
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ふにょいに関連した本
- 不如意の美 入江 相政 中央公論社