ふじごろもとは? わかりやすく解説

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ふじ‐ごろも〔ふぢ‐〕【藤衣】

読み方:ふじごろも

藤づるの皮の繊維織った粗末な衣服ふじのころも

「穂にもいでぬ山田をもると—稲葉の露にぬれぬ日ぞなき」〈古今・秋下〉

麻布作った喪服ふじのころも

「—露けき秋の山びとは鹿のなく音(ね)に音(ね)をぞそへつる」〈源・夕霧

序詞として用いて織り目が粗い意から「間遠に」に、衣のなれる意から「馴れる」に、衣を織るの同音から「折れる」にそれぞれかかる。

須磨海人(あま)の塩焼き衣(きぬ)の—間遠にしあればいまだ着なれず」〈四一三〉




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