三省堂 大辞林 |
ばらり 2 3
(多く「と」を伴って)
(1)一つにまとまっていたものが解けて乱れるさま。また、物が散り落ちるさま。
「髪が―と下がる」「玉石を―とまく」
(2)糸・紐(ひも)などが切れるさま。
「縄が―と切れる」
(3)すっかり。ことごとく。
「あれも是もの心あてども―と違ひ/浮世草子・禁短気」
(4)琵琶(びわ)を弾くときの撥(ばち)音を表す語。
「撥音爪音―からり/謡曲・絃上」
隠語大辞典 |
品詞の分類
「ばらり」の用例一覧
宮本百合子 われらの家 (青空文庫)
の育った処ですもの、私も、偶には『いっさんばらりこ』を聞かないで、さっぱりするでしょう、真個に此処は喧しいんですものね 全く、泰子達が去年の秋から住んで居る其家は、場所と云い、構えと云い、不愉快極るものであった。 丁度...
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海野十三 ゴールデン・バット事件 (青空文庫)
力三 ( うなばらりきぞう ) という船員が話して聞かせた。 さて例の 金 ( きん ) 青年と来ると、身体が大きいばかりで男前がよいというのでもなく、スポーツマンらしい 垢 ( あか ) ぬけ...
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有島武郎 碁石を呑んだ八っちゃん (青空文庫)
き八っちゃんがにこにこ笑いながら小さな手に碁石を 一杯 ( いっぱい ) 握って、僕が 入用 ( いら ) ないといったのも僕は思い出した。その小さな 握拳 ( にぎりこぶし ) が僕の眼の前でひょこりひょこりと動いた。 その 中 ( うち ) に婆やが畳の上に握っていた碁石をばらり...
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