三省堂 大辞林 |
ぱたり 2 3
(1)軽い物が倒れたり当たったりする音を表す語。ぱたん。
「本を―と閉じる」
(2)戸などをあけたてする音を表す語。
「戸を―と閉める」
(3)急にとだえるさま。ぱったり。ぱたっと。
「三味線が―と止む」
品詞の分類
「ぱたり」の用例一覧
岡本綺堂 江戸の化物 (青空文庫)
夜は十畳ばかりの屋敷に十四、五人の武士が 不寝番 ( ねずのばん ) をすることになりました。 ところが、夜もだんだん更けゆくにつれ、行灯の火影も薄暗くなって、自然と首が下がるような心持になると、どこからとなく、ぱたりぱたり...
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貨幣 (青空文庫)
らいちめん黄色い煙がもうもうとあがってな、犬はそれを嗅(か)ぐとくるくるくるっとまわって、ぱたりとたおれる。いや、嘘でねえ。お前の顔は黄色いな。妙に黄色い。われとわが屁で黄色く染まったに違いない。や、臭い。さては、お前、やったな。いや、やら...
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宮原晃一郎 椰子蟹 (青空文庫)
り喰べられない実です、こうして幾度も幾度も登ったり、降りたりして、もう樹の上にはたった一つだけしか実が残らなくなったとき、無理をしていた蟹の力はすっかり尽きて、高い 梢 ( こずえ ) からぱたり...
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