はいねず

デジタル大辞泉

はい‐ねず〔はひ‐〕【^×這杜^＝松】

読み方：はいねず

ヒノキ科の常緑低木。海岸に自生し、幹は枝分かれして砂上を這い、四方に広がる。雌雄異株。4、5月ごろ花をつけ、雌花は緑色、雄花は黄褐色。実は球形で、紫黒色に熟す。

植物図鑑

はいねず (這い杜松)

●わが国の各地をはじめ、サハリンにも分布しています。海岸の砂地や岩上に生え、幹は地面を這います。葉は針状で３個ずつ輪生し、先端は鋭く尖ります。雌雄異株です。４月から５月ごろ、黄褐色で楕円形の雄花と球形の雌花を咲かせます。果実は球果で、翌年の秋に紫黒色に熟くします。
●ヒノキ科ネズミサシ属の常緑低木で、学名は Juniperus conferta。英名はありません。

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