にこちんいぞんしょうとは? わかりやすく解説

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ニコチン‐いそんしょう〔‐イソンシヤウ〕【ニコチン依存症】

読み方:にこちんいそんしょう

薬物依存症の一。習慣的な喫煙により引き起こされるタバコ吸わずにいると血液中のニコチンの濃度低下しいらいらする集中力維持できない落ち着かないなどの禁断症状現れるタバコ使用障害


ニコチン依存症

読み方:にこちんいぞんしょう

血中のニコチン濃度がある一定下になる不快感覚え喫煙繰り返してしまう疾患

 タバコを吸うと肺からニコチンが取り込まれ、ニコチンは急速に脳内腹側被蓋野にあるα4β2ニコチン性アセチルコリン受容体取り付きます。ニコチンが受容体取り付くことで、側坐核から大量ドーパミン放出されます。ドーパミン快楽司る神経伝達物質であり、喫煙者はそのドーパミン大量放出により満足感得られます。しかし、ニコチンは30程度代謝され、ドーパミン枯渇します。ドーパミン出しすぎた神経末端は、ドーパミン放出量を減少させるため、喫煙者ドーパミン枯渇による不快感離脱症状)を味わいます。そして、その不快感を消すためにまた喫煙し枯渇喫煙繰り返すようになります。これがニコチン依存症です。



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