なせばなる

実用日本語表現辞典

為せば成る

読み方：なせばなる

「やらなければできない」「やればできる」などの意味で使われる表現。元は江戸時代の米沢藩の第9代藩主である上杉鷹山（上杉治憲）の「生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり」という言葉や、戦国時代の甲斐の守護大名である武田信玄の「為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成らぬと捨てる 人のはかなさ」など。

（2010年10月15日更新）

デジタル大辞泉

成(な)せば成(な)・る

読み方：なせばなる

やればできる。やる気があれば必ずやりとげられる。

[補説] 上杉鷹山の「なせばなるなさねばならぬ何事もならぬは人のなさぬなりけり」、また武田信玄の歌に由来するともされる。

短編小説作品名辞典

なせばなる

作者梶山季之

収載図書黒の燃焼室
出版社光文社
刊行年月1988.11
シリーズ名光文社文庫

なせばなる

作者金田浩一呂

収載図書ペーパームーン
出版社全日出版
刊行年月2003.12
シリーズ名ファンタジーの宝石箱・夢おこし150話

収載図書夜の翼
出版社全日出版
刊行年月2004.9
シリーズ名Short Fantasy Stories ファンタジーの宝石箱