たる形コイルスプリングとは? わかりやすく解説

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たる形コイルスプリング

英語 barrel-shaped spring

コイル中央部膨らんだ、たるのような形をしたコイルスプリングのこと。非線形コイルばね一種である。ばねを圧縮していくと、線開距離(隣り合う線材間の隙間)の短い部分から線間接触始まりそれ以降順次線間接触が進む。線間接触した部分はばね作用がなくなるので、線間接触が進むにつれてばねが硬くなるという非線形ばね特性をもつ。最大圧縮時のばねの高さを低くできるので、サスペンションレイアウト上、高さ方向スペース少なクルマ、あるいはスプリング上部フロア面を下げてトランク容量増やす場合などに採用される最大圧縮時に線材同士密着箇所少ないように設計できれば密着高さは小さくなるコイルの上部を小さく下部大きくした円錐形のばねは、ピッグテール型と呼ばれる

参照 非線形コイルスプリング
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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