がもつ

隠語大辞典

書文字

読み方：かもじ，かもず，がもじ，がもつ

1. 筆ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・島根県〕
2. 手紙ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・三重県〕
3. 手紙ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・福岡県〕
4. 毛筆。〔第七類　雑纂〕
5. 文字。〔第七類　雑纂〕
6. 文字－〔東北地方〕。〔第七類　雑纂〕
7. 文字、毛筆、書籍等を云ふ。「かもじが明るい」と云へば読書きの出来る事を云ふ。又は掲示を云ふ。
8. 文字、「かもじ」の転訛。〔東北地方〕
9. 文字、毛筆、書籍等をいう。「かもくじ（※「かもじ」か）が明るい」といえば読み書きの出来ることをいう。

分類 三重県、島根県、東北地方、福岡県

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「がもつ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼のことばがもつ影響力は革命を起こすのに十分だった
• 彼らの結婚がもつかどうかは時がたてばわかる
• 足がもつれて転びそうになった。
• 私たちは食料と水の蓄えがもつかぎりここにいられる。
• 軽く食べておけばしばらく腹がもつだろう。
• その老人は足がもつれてよろけた。
• 釣り糸がもつれた.
• 彼女がもつ生まれながらの魅力.
• もっと早く走ろうとしたら, 足がもつれて転んでしまった.
• 話がもつれて, ほとんど殴り合いになった.
• 糸がもつれてなかなかほごれない
• 糸がもつれる
• 会議はなんのまとまりがもつかずに終わった
• 釣糸がもつれて解けない
• 縄がもつれている
• 関係がもつれている
• 事件がもつれている
• 帆がもつれて
• （鉢植えの植物について）容器に対して大きく育つことで、かたまりになる、または、根がもつれる結果として生じる