『ラーマーヤナ』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 15:27 UTC 版)
『ラーマーヤナ』によると、ハーラーハラはナーガ王ヴァースキが吐いた毒である。神々とアスラは乳海を攪拌する際の攪拌棒にマンダラ山を用い、マンダラ山に巻き付けて引っ張る綱の代わりにヴァースキを用いた。しかしヴァースキは両側から引っ張られる苦しみに耐えかねて石を噛み、猛毒ハーラーハラを吐いた。猛毒の威力はすさまじく、全世界を焼き尽くすかのように思われた。しかしそのとき、神々から救援を求められたシヴァ神が猛毒を飲み干したおかげで世界は救われた。
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