「Chief of the Name and Arms」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/20 08:34 UTC 版)
「スコットランドの氏族長」の記事における「「Chief of the Name and Arms」」の解説
紋章について管轄権を有するスコットランド紋章院(Court of the Lord Lyon)は、スコットランドの家による「家名および紋章の長」(Chief of the Name and Arms)の申請を認めることができる。「家名および紋章の長」(Chief of the Name and Arms)は紋章学の用語であり、フランス語の「chef du nom et des armes」に由来するもので、紋章を帯びる資格のある家の長を指すものである。「氏族長」(chief of clan)または「支族長」(chieftain of branch of clan)が、紋章を帯びる資格のある家の長を紋章学上正しく指し示すものとして使用されることを示す慣行も証する証拠はない。「氏族長」(chief of clan)」および「支族の頭目」(principals of branches)の用語は紋章を帯びる者を指すものではない。氏族長・支族長の地位は紋章上の意義を有しないのである。氏族長と「Chief of the Name and Arms」は、当然ながら、同一人物たり得るが、これらは同義ではない。氏族長と「家名および紋章の長」が同一人物でなかった例については、en:Chiefs of Clan Fraserを参照。
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