「大洋と海の境界」s-23 第4版(2002)草稿の詳細
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「国際水路機関」の記事における「「大洋と海の境界」s-23 第4版(2002)草稿の詳細」の解説
IHOは、s-23の改訂版である第4版の草稿を2002年6月に作成し,2002年8月にIHOの加盟国に送付したが、2002年9月の国際水路局(IHB)理事会は、これを承認しないままになっている。したがって、この文書は作業文書に過ぎない。文書は以下である。 LIMITS OF OCEANS AND SEAS, 4th Edition, June 2002, Final Draft Special Publication No.23, INTERNATIONAL HYDROGRAPHIC BUREAU, INTERNATIONAL HYDROGRAPHIC ORGANIZATION(IHO) この作業文書(全249ページ)では、海域の番号は、第3版(1953年)における通し番号とは異なり、地球上の10の主海域ごとに主コード番号を割り振り、その中で地域海域の枝コード番号を付ける方式となっている。 北太平洋の主番号は、「7」であり(CHAPTER 7NORTH PACIFIC OCEAN)、日本周辺の地域海域のコード番号(7.1, 7.4.1 など)は次のようになっている。 CHAPTER 7 NORTH PACIFIC OCEAN AND ITS SUB-DIVISIONS(北太平洋とその地域海域) (ページ7-1 から 7-27) 7.1 PHILIPPINE SEA(フィリピン海) 7.2 T'AI-WAN STRAIT(台湾海峡) 7.3 EAST CHINA SEA(東シナ海) 7.4 YELLOW SEA(黄海)7.4.1 BO HAI(渤海) 7.4.2 LIAODONG WAN(遼東湾) 7.5 SETO NAIKAI(瀬戸内海) (7.6) (白紙 7-16ページ、7-17ページの2ページ)7.6.1 TATARSKIY PROLIV(タタール海峡) 7.7 SEA OF OKHOTSK(オホーツク海) 上記のコートとこれらの海域を示した地図(全体図ページ7-1および詳細図7-4, 7-10,7-12, 7-14, 7-19)から、日本海に割り当てられるべきコードが 7.6 であることは明白である。しかし、7-16ページ、7-17ページの2ページは完全な空白となっており、なんらの名称が記載されていない状態となっている。
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