COALTAR OF THE DEEPERS 音楽性

COALTAR OF THE DEEPERS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 13:49 UTC 版)

音楽性

オルタナティヴ・ロック[4][5]を基盤としながら、シューゲイザーデスメタルスラッシュメタルポスト・ハードコアエレクトロニカネオアコボサノヴァサンバ など、様々なジャンルの音楽を取り入れた独自のサウンドを展開する。自身のバンドの音楽性について、NARASAKIは「ネッズ・アトミック・ダストビンダイナソーJr. ÷2ですよ(笑)。そこにマイ・ブラのフレイヴァーが入って。」と表現している[3]

来歴

本項目では、ライブや音源のほか、メンバーの加入・脱退なども記す。

1991年

  • 5月、元臨終懺悔のギタリストNARASAKIと元Captain CondomsのドラマーKANNOによって結成される[1]

2007年

  • 11月23日、当時のラインナップであるNARASAKI、KANNO、ナカヤマアキラ、KOJI、村井研次郎、WATCHMANの6人に、NEGISHI、NAGASAWA、ICHIMAKI、YOSHIOの4人を加えたスペシャルライブが新宿LOFTにて行われた。最後のステージではICHIMAKIを除く9人による「killing an arab~MARS ATTACKS!」が演奏された。
なお、その際にはナカヤマアキラ、KOJI、NEGISHI、KANNOがギター、WATCHMANがドラム、村井がバイオリン(当日の出演はこの時のみ)、YOSHIOがベース、NARASAKI(MARS ATTACKS!から登場)がボーカル、という編成で演奏した。なお、NAGASAWAは傍らでシャウトをするなどしていた。
2009年発売のベスト版第2弾にて同ライブの映像が収録されたDVDがついた。

2011年

  • 2008年を最後にライブ活動がなかったが、2011年2月3日・4日、新宿LOFTにて「まさかの復活」ライブ開催。YOSHIO、WATCHMANを除く上記2007年のライブメンバーが全員参加。4月2日、代官山UNITにて結成20年記念公演。7月17日、新宿LOFTにて20周年ライブ追加公演。

2019年

  • 1月23日、渋谷O-NESTにて開催された「VINYL JUNKIE RECORDINGSの新年会イベント」のトリに出演。編成はVISITORS team(初期メンバー)であった。

メンバー

  • NARASAKI:ボーカル/ギター/ベース/プログラミング
    • ほとんどの楽曲の作詞・作曲をしている。
    • バンド・特撮でギタリストおよびサウンドプロデュースをしている。
  • KANNO:ドラム

サポート

  • ナカヤマアキラ:ギター(Plastic Tree
    • サポートメンバーとして参加する以前からCOALTAR OF THE DEEPERSのサウンドに影響されており、自身のバンドPlastic Treeの楽曲制作にNARASAKIも携わっている。
    • Plastic Treeとライブの日程が重なる場合にはサポートを外れ、NARASAKIがギターを演奏する。
  • Koji:ギター/ベース(excocobat
    • 1998年頃、かけもちしていたCOALTAR OF THE DEEPERSに専念するため、当時在籍していたcocobatを一時脱退(cocobatの原型バンドにはKANNOも参加)、ICHIMAKI(後述)の加入と入れ替わる形で再びcocobatに復帰。2002年、cocobat脱退後、ICHIMAKIが産休に入っていたため、再度入れ替わりで同年よりCOALTAR OF THE DEEPERSのサポートに加わり現在に至る。2011年の復活ライブではベースも演奏した。
  • 村井研次郎:ベース(cali≠gari, CYCLE, PSG, ex-SEX MACHINEGUNS)(2007年〜)
    • ライブではコントラバスやバイオリンなども演奏。『BEAR ep』のレコーディングに参加。
    • 特撮でのサポート経験もあり、同じくNARASAKIがプロデュースしている絶望少女達ではバンドメンバーとして参加している。

旧メンバー

かつてCOALTAR OF THE DEEPERSに参加していたメンバー(サポート含む)。

  • watanabe:ボーカル(1991, 1992年)
  • takatori(高取伸和):ギター(1991〜1994年, 1996年)(Z旗)
    • 1995年~翌年にかけて一時復帰している。『Visitors from the deepepace』にはクレジットされておらず、ライブも4人編成であったが、大槻ケンヂのアルバムにて『未成年』をカバーした際にはNegishiと共にギターでクレジットされており、彼も含めた5人編成になっている。negishiが脱退した後もギターとして参加していたが、nagasawaの代わりにサポートに入ったベースのnoriと共に1996年に脱退。それ以降はサポートメンバーに加わることもなく、旧メンバーが集結する際にも参加していなかったが、2023年の「COTD x Boris with 明日の叙景 "hello there" tour 2023」などに参加している。"COALTAR OF THE DEEPERS"というバンド名の名付け親でもある。KNOB名義でTHE OTHER SIDE、CRAWFISHでも活動していた。
  • negishi:ギター(1993〜1995年) (レーザービーム)
  • nagasawa:ベース(1991〜1995年)
    • 結成当初からのメンバー。2007年11月23日のライブでは、坊主頭にタトゥー、ボディピアス、仙人のような髭、という強面スタイルで現れた。「ツヨシ」と名前で呼ばれることも多く、脱退後はこちらのクレジットでの活動がメインである。ツヨシ・ヒマワリ、ツヨシ・デーモンなど。脱退後はSPEED-iD、MONKEY TRICK、THE LECHERY FROM MARSで活動。現在はnegishiと共にレーザービームで活動中。
  • nori:ベース (1996年) (NUKEY PIKES)
    • 一時期サポート。
  • fjtk(藤高慶):ギター (1996, 1997年)
    • takatoriとnoriの脱退を受けて、1997年頃サポート。千葉大学の学生サークル出身者メインで結成されたホットトースターズというバンドをやっている(なお、fjtkと共に、ホットトースターズからギターとして千田も3週間ほどライブサポートを行っている)。『Cat ep』、『Receive ep』にギタリストとしてクレジットされている。
  • ICHIMAKI(イチカワマキコ):ギター/ボーカル (ex-BP)(ex-COWPERS コーラス参加)(1999〜2001年)
    • 『Dog ep』から加入。2001年アルバム『NO THANK YOU』リリース後に産休入り、そのままKojiと入れ替わる形で事実上の脱退。度々ゲストとしてライブに参加している。
  • YOSHIO:ベース (1996〜2007年)
    • 1996年頃、noriが脱退後、10年ほどyoshioが固定メンバーとなる。2007年に脱退。NARASAKIからは「諸事情により」としか説明がないままの脱退となった。加入当初KAWANAKAと表記された。RYO名義でTHE OTHER SIDE、CRAWFISHでも活動。
  • WATCHMAN a.k.a.大島昌樹:シンセサイザー/キーボード/エフェクト/コーラス(The Sleepwalk, Sadesper Record, , ex-サタニックヘルスローター:ドラム ex-Melt-Banana)
    • 『newave』リリース時からサポートとして加わり、『Penguin e.p』から音源に参加。演奏以外にも作詞・編曲・リミックス『Yukari Telepath』では一部ブックレット・アートワークを手掛けている。ライブではKANNOがフロントに立つ際、代わりにドラムを叩いていた。

  1. ^ a b COALTAR OF THE DEEPERSの解説 - SOCKETS人物データベース”. 株式会社ソケッツ. 2018年9月7日閲覧。
  2. ^ a b Narasaki”. CDジャーナル. 2018年9月6日閲覧。
  3. ^ a b c 加藤梅造+椎名宗之. “COALTAR OF THE DEEPERS ('07年12月号”. rooftop. 2016年8月5日閲覧。
  4. ^ 日本のシューゲイザー・シーン特集CDJournal 2007年9月13日
  5. ^ 第43回 ─ SHOEGAZERTOWER RECORDS ONLINE 2009年12月9日
  6. ^ COALTAR OF THE DEEPERSが7年ぶり新作「ラビットEP」発売、先行シングル明日配信”. ナタリー (2018年8月30日). 2018年9月6日閲覧。
  7. ^ 【NEWS】COALTAR OF THE DEEPERS 11年ぶりのE.P.『RABBIT EP』を11/14にリリース”. IndieGrab (2018年9月8日). 2018年11月11日閲覧。
  8. ^ Twitter @NACKIEeeee” (2018年9月7日). 2018年11月11日閲覧。
  9. ^ Twitter @u_desper” (2019年3月27日). 2019年4月19日閲覧。






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