装甲騎兵ボトムズ 幻影篇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 02:13 UTC 版)
用語
- ヌルゲラント
- N60ガス星雲(「馬の口」星域)に存在する、かつて消滅した惑星クエントの双子星で、クエント同様の砂漠が広がり、唯一人が住むのに適した裂孔地帯も存在する。消滅直前までクエント星にいたクエント人のほとんどはこの星に移送され生き延びている。また、この星に以前から在住する住民もクエント人である。クエント星と同じゴモルの塔や、クエント傭兵募集事務所も存在する。ゴモルの塔や神殿に詣でるクエント系巡礼者も多い。クエント語でなく公用アストラギウス語を用いていることや、クエント星では半ば禁忌扱いだった機械(ベルゼルガ)を神殿でも使用しているなどの相違も見られる。ギルガメスとバララントの境界空域に存在するが、現在は取るに足らぬ惑星として戦場となることを免れている。
- 地底樹
- ゴモルの塔の地下深くに在る、機械でできた巨塔。ATをも支え得る頑丈な建造物であり、地上から落とされた「神の子」候補の選別と育成を司る。
- ドヨ
- ゴモルの塔の地下深くに群棲する芋虫のような存在。「神の子」と思われた赤子を繭に包み育成する一方、邪魔者はATであっても排除可能な、生物とも機械ともつかない「モノ」。
- ワイズマン
- 声 - 柴田秀勝
- かつてアストラギウス銀河に君臨し、キリコの手で葬り去られたと思われた「神」。クエント星の爆発から多くの民とともにヌルゲラントに転移し、自らの意思で甦った。選ばれた「神の子」を胎内に抱え、その養育者を求める。
- マーティアル
- 聖地アレギウムに存在する宗教結社。ワイズマンとともに(別個に)黒幕としてアストラギウス銀河の戦争を操っていたが、アレギュウムの赫い霍乱によってその権威は失墜した。
- ゴモルの塔の神殿の祭司も、マーティアルの法王モンテウェルズに対し部下のような態度で接しており、マーティアルの下部組織のように描写されている。
固有名詞の分類
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