白滝不動尊 (横浜市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 23:56 UTC 版)
滝
一直線に登る急な石段の男坂、その右手に、緩やかな女坂が分かれ、本堂へと通じている[1]。男坂と女坂の分かれ口の左側に「不動滝」がある。かつては「白滝」と呼ばれ、高さ20m、幅5mの二段の滝であったが、丘の上のマンション建設などにより水量は減少した[9][3]。
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石段。途中で右側に女坂が分かれる。左側の白い柵の奥が不動滝
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不動滝
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関東大震災の石碑
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不動堂の傍にも小さな滝があり、岩に祠が彫られている[7]
周囲
石段の下と、丘の上の根岸旭台を結ぶ坂は、坂下に白滝不動尊の石段があることから不動坂と称する[10]。不動尊裏手の丘陵地区の町名は、1933年(昭和8年)に根岸町から新設された際に、白滝不動尊の上部にあたることから滝之上と名付けられた[11]。このように、付近には「不動」や「滝」にちなむ地名等が存在する。
参考文献
- ^ a b c 磯子の史話 1978, pp. 353–354
- ^ 磯子の史話 1978, pp. 354–355
- ^ a b c 磯子の史話 1978, pp. 355–356
- ^ 磯子の史話 1978, pp. 363–364
- ^ 磯子の史話 1978, p. 356
- ^ 百瀬敏夫「1935年神奈川県名勝・史蹟投票」『市史通信』第6巻、横浜市史資料室、2009年、8-10頁。
- ^ a b “【横浜の寺】白滝不動尊”. THE YOKOHAMA STANDARD. 2019年1月10日閲覧。
- ^ 磯子の史話 1978, pp. 356–357
- ^ “根岸の滝「不動滝」の水源はどこ?”. はまれぽ.com. p. 1 (2015年8月31日). 2019年1月10日閲覧。
- ^ 角川 1984, p. 774
- ^ 横浜市市民局 1996, p. 66
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