ラース・コリンド
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政治信条
2007年5月7日、コリンドは新しく結党された自由同盟(Liberal Alliance)に 10 万デンマーククローネを寄付し、支持することを表明した。激化する低賃金労働諸国との競合や環境課題、デンマークの文化関連に関するデンマークにおける新しい政治議題が確立されることを望んでいる。
2007年11月の議会選挙では、フュン地域で自由同盟から出馬した。コリンドは選挙期間中にデンマーク全土で一律40%の税率にする利点を、そのような税金がフュン地域のみに当てはまるような、考えられないようなことを考えることを例に説明した。党の幹部はこのコリンドの説明のために使った一例を、最終的な提案であると思い違いし、そのような方針は党としてなかったために、混乱が生じた。そのため有権者も混乱した。コリンドは落選するも、その後も引き続き同党をオープンかつ積極的に支援している。
主な受賞
コリンドは 1977年から1982年まで、コペンハーゲン大学の経済と計画セオリー学の准教授を務めた。1993年に、国家 IT賞 (IT-prisen) 及び、1996年には the National Management Prizeを受賞。 同年、コリンドはマンオブザイヤー賞、そして、1998年にはソーシャル起業家オブザイヤー賞 (Årets Ildsjæl)を受賞。
1999年のデンマーク国立技能協議会の発足に繋がる、全国技能協議会 (Det nationale kompetenceråd or Kompetencerådet) を、1998年に共同設立。社会問題担当大臣のカレン・ジェスパーソンと共に、社会的結束のための全国ネットワークを 1996年に、また、社会結束のためのコペンハーゲンセンターを1998年に設立。2000年には、コリンドは子供と文化のための全国協議会を共同設立。2007年から世界スカウト財団の役員会長、また、2009年からは世界スカウト委員会の会員も務める。
コリンドは国際的最高峰の賞である、スカウトムーブメントの世界組織のブロンズウルフ賞とボーイスカウトのアメリカシルバーワールド賞を受賞。コリンドはバデン-パウエル世界フェローシップの一員である。コリンドはダンネブロ勲章を受章しているほか、科学技術のためのデンマークアカデミーのメンバーでもある。
外部リンク
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