ボールトンポール P.71A ボールトンポール P.71Aの概要

ボールトンポール P.71A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/13 18:05 UTC 版)

Boulton Paul P.71A

インペリアル航空の要求に対して試作したボールトンポール P.64郵便機は高価であることなど採用されず試作機も事故で失われた。より軽量で、細身の胴体にし全長を延長したP.71Aが開発された。エンジンはアームストロング ジャガー IVA空冷エンジンが搭載された。2機がインペリアル航空に引き渡され、1935年から運用されたが、郵便機としては使われず、座席が取り外せる13座席のVIP用の旅客機として使われることもあったが、1936年までに2機とも事故で失われた。

各機の履歴

  • G-ACOX
    • Boadiceaと命名された。1936年9月25日にクレードンからパリへの郵便飛行中にドーバー海峡で墜落し2名の乗員も死亡した。
  • G-ACOY
    • Britomartと命名された。1935年10月25日に着陸時の事故で修理不能の損傷をうけた。

仕様

[1]

  • 全長: 13.47 m
  • 全幅: 16.46 m
  • 全高: 4.63 m
  • 空虚重量: 2,772 kg
  • 総重量: 4,318 kg
  • エンジン: 2 ×Armstrong Siddeley Jaguar VIA radial engine, 490 hp
  • 最高速度:314 km/h
  • 巡航速度: 242 km/h
  • 巡航高度:6,400 m
  • 航続距離:966 km

  1. ^ "Imperial Airways' Latest". Flight (31 January 1935): pp.118–123. 31 January 1935


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