ホワイトホール (映画) ホワイトホール (映画)の概要

ホワイトホール (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 05:51 UTC 版)

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松本は1970年代異質なものの混成に関心が向いていたといい、そうした中で制作した作品として『ホワイトホール』のほか『色即是空』(1975年)、『アートマン』(1975年)、『気』(1980年)を挙げている[3]。また映画評論家の鈴木志郎康は『FLY』(1974年)、『色即是空』(1975年)から『ホワイトホール』に至る流れに言及し、松本の意図は存在の空無を現出させることにあったとしている[4]

2005年に発売されたDVD『松本俊夫実験映像集 II 視想の錬金術』に収録されている[5]

外部リンク


  1. ^ 川崎弘二「松本俊夫の映画音楽」『町立久万美術館2012年度自主企画展 白昼夢―松本俊夫の世界』町立久万美術館、2012年。
  2. ^ 『町立久万美術館2012年度自主企画展 白昼夢―松本俊夫の世界』118ページ。
  3. ^ 川崎弘二『増補改訂版 日本の電子音楽』愛育社、2009年、313ページ。ISBN 978-4-7500-0354-2
  4. ^ 鈴木志郎康「アンダーグラウンド・シネマ新作展 自然性と記号性の衝突」『イメージフォーラム』第1巻第1号、ダゲレオ出版、1980年11月、108-111ページ。
  5. ^ UPLINK WEBSHOP 2005年05月


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