ニック・リマンド ニック・リマンドの概要

ニック・リマンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 21:43 UTC 版)

ニック・リマンド
名前
本名 Nicholas Paul Rimando
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1979-06-17) 1979年6月17日(44歳)
出身地 カリフォルニア州モントクレア
身長 175cm[1]
選手情報
ポジション GK
ユース
1997-1999 UCLA
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2000-2001 マイアミ・フュージョン 47 (0)
2002-2006 D.C. ユナイテッド 98 (0)
2007-2019 レアル・ソルトレイク 369 (0)
代表歴
1998-1999  U-20アメリカ 31 (0)
2002-2018 アメリカ合衆国 22 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

メジャーリーグサッカーの現フィールドプレーヤー最多出場記録保持者。

経歴

初期

カリフォルニア州モントクレアにて、フィリピン系の父とメキシコ系の母との間に生まれた[2]。地元高校卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校に進学。同校のサッカー部には後に代表でもチームメイトとなるカルロス・ボカネグラジミー・コンラッドらも在籍していた。1997年にはNCAA男子ディビジョンIサッカーチャンピオンシップ優勝を達成した。

クラブ

2000年のMLSスーパードラフトで、三巡目(全体35人目)にマイアミ・フュージョン指名された。加入後すぐにレギュラーをつかみ、2001年にはサポーターズ・シールドを獲得した。

2001年シーズン終了後、マイアミ・フュージョンの活動停止に伴う配属ドラフトでD.C. ユナイテッドに指名された。加入2シーズンに渡ってレギュラーを務め、2004年シーズンはトロイ・パーキンスの加入により一時ポジションを失ったが、2005年シーズンはレギュラーを奪取。しかし2006年シーズンは再度パーキンスにポジションを明け渡した。

2006年12月11日、チームメイトのフレディー・アドゥと共にレアル・ソルトレイクに移籍[3]。2月9日、ニューヨーク・レッドブルズにトレードされた[4]が、スコット・ガーリックの引退に伴い2月23日にソルトレイクに復帰[5]。2007年シーズンは低調なチームの中にあって孤軍奮闘し、27試合で146セーブを記録した。この活躍からシーズンのチームMVPに選ばれた。2009年のウェスタン・カンファレンス決勝・シカゴ・ファイアー戦ではPK戦において3度ストップ、勝利に大きく貢献した。MLSカップ決勝でもロサンゼルス・ギャラクシーを下し優勝、自身は大会MVPに選ばれた。2010年シーズンは無失点14試合と568分間無失点のクラブレコードを達成したが、MLS最優秀GKには選ばれなかった(LAギャラクシーのドノヴァン・リケッツが受賞)[6]。2013年3月3日のサンノゼ・アースクエイクス戦でMLS史上二人目となる100試合無失点を達成。

2019年3月、2019年シーズン限りでの現役引退を発表[7]

代表

1999年4月、ナイジェリアで開催された1999 FIFAワールドユース選手権に参加した。

2002年11月17日、エルサルバドル戦でフル代表デビュー。ただし、この後は2009年に7年ぶりに招集されるまで長期にわたって代表から遠ざかった。2010 FIFAワールドカップでは大会直前のトレーニングに参加したが、登録メンバーからは漏れた。ほとんどの期間ティム・ハワードの控えに置かれたが、2013 CONCACAFゴールドカップでは第一キーパーを務めた。2014 FIFAワールドカップではメンバー入りしたが[8]、1分もプレーせず大会を終えた。

タイトル

クラブ

DCユナイテッド
  • MLSカップ: 2004
  • イースタン・カンファレンス: 2004
レアル・ソルトレイク
  • MLSカップ: 2009
  • イースタン・カンファレンス: 2009
  • ウェスタン・カンファレンス: 2013

代表

個人

  • MLSオールスター (5): 2010, 2011, 2013, 2014, 2015
  • MLSカップMVP: 2009



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