スイス歴史事典 スイス歴史事典の概要

スイス歴史事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 02:39 UTC 版)

ドイツ語、フランス語、イタリア語版の第1巻から第3巻

概要

スイス人文社会科学アカデミー (SAGW/ASSH、de) とスイス歴史学会 (SGG-SHH、de) が後援する財団が発行しており、国家予算で編纂、発行が行われている。編纂はマルコ・ヨリオ (de) が率いる40人のスタッフが、100人の学識経験者と2500人の歴史家と100人の翻訳家の協力の下に行っている。スイス歴史人名事典 (HBLS (de)、ビクター・アティンガー (de) が1921年から34年にかけて編集した事典) を元にしてスタートしたプロジェクトである。

書籍版

フランス語版 (DHS) の反革命保守主義 (le conservatisme antirévolutionnaire)の項(3巻506頁より)

ドイツ語 (Historisches Lexikon der Schweiz - HLS)、フランス語 (Dictionnaire Historique de la Suisse - DHS)、イタリア語 (Dizionario Storico della Svizzera - DSS) の3カ国語版の編纂作業が同時に行われている。2002年に3カ国語版それぞれの最初の巻が同時に発行された。

  • Historisches Lexikon der Schweiz (HLS), Schwabe AG, Basel, ISBN 3-7965-1900-8 (2002-2014)
  • Dictionnaire historique de la Suisse (DHS), Editions Gilles Attinger, Hauterive, ISBN 2-88256-133-4 (2002-2014)
  • Dizionario storico della Svizzera (DSS), Armando Dadò editore, Locarno, ISBN 88-8281-100-X (2002-2014)

以降、1年に1巻ずつ発行された。またこれから抜粋して2巻にまとめてLexicon Istoric Retic (LIR)というロマンシュ語版が発行された。

以下の事柄について、約4万項目を網羅している。

  1. 人物名
  2. 家系名
  3. 地名 (自治体、カントン、国、城塞、史跡)
  4. その他 (歴史に関すること、法令や出来事など)

発行はアルファベット順に進んでおり、2014年までにドイツ、フランス、イタリア語版がそれぞれ全13巻として完結した。

ドイツ語版

フランス語版

イタリア語版

ロマンシュ語版

オンライン版

1998年からオンライン版が公開されている (ロマンシュ語版は2004年から)。誰でも自由に記事を閲覧でき、全ての記事が印刷できる体裁になっているが、図版はない。約4万の全ての項目がリストアップされている。




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