ショーン・ダイチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/13 13:12 UTC 版)
選手経歴
1987年にノッティンガム・フォレストFCのユースチームに入団し、1989年にトップチームに昇格するもリーグ戦出場はなく、翌1990年にチェスターフィールドFCに移籍し、1996-97シーズンまでディフェンスリーダーとして活躍。以降ブリストル・シティFC、ミルウォールFC、ワトフォードFC、ノーサンプトン・タウンFCなどを渡り歩き、2006-07シーズン終了後に引退。プレミアリーグではプレーすることなく選手生活を終えた。
指導者歴
2007年にワトフォードFCのU-18のコーチに就任したダイチは、2011年8月にトップチームの監督に就任[2]。2011-12シーズンのフットボールリーグ・チャンピオンシップ (FLC、実質2部)で過去4シーズンの中ではベストとなる11位に導くも、シーズン終了後に退任した[3]。
2012年9月にU-21イングランド代表のスタッフに加わったが、同年10月にエディ・ハウの後任としてバーンリーFCの監督に就任した。就任2年目の2013-14シーズン、FLCで2位となり、クラブを5年振りとなるプレミアリーグに導いた。しかし、選手時代からも含め自身にとって初のプレミアリーグとなった2014-15シーズンは18位に終わり、わずか1年でFLCに降格。それでも2015-16シーズンはFLCで優勝し、1年でプレミアリーグに復帰を果たした。2016-17シーズンは16位で終えトップリーグ残留を果たすと、翌2017-18シーズンは7位にまで導き、クラブにとって52年振りとなる欧州カップ戦の出場権を手に入れた。以降バーンリーをプレミアリーグ残留に導いている。
2021年9月16日、助監督のイアン・ウォーンとともに新契約にサインし、2024-25シーズン終了まで契約延長した[4][5][6]。
2022年4月15日、残り8試合で降格圏の18位となり解任された[7]。
監督成績
- 2023年1月30日現在
クラブ | 国 | 就任 | 退任 | 記録 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝率 | ||||
ワトフォード | 2011年6月21日 | 2012年7月6日 | 49 | 17 | 17 | 15 | 34.69 | |
バーンリー | 2012年10月30日 | 2022年4月15日 | 425 | 149 | 118 | 158 | 35.06 | |
エヴァートン | 2023年月日 | 現在 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | |
合計 | 474 | 166 | 135 | 173 | 35.02 |
- ^ “You've Been Pronouncing Sean Dyche's Name Wrong This Entire Time” (英語). Sport Bible (2017年12月14日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ Mackay's assistant Dyche gets the nod as new Watford manager
- ^ Watford confirm Sean Dyche's departure as manager
- ^ "DYCHE SIGNS NEW DEAL" (Press release). Burnley Football Club. 2021年9月16日閲覧。
{{cite press release2}}
: 名無し引数「date-2021-09-16」は無視されます。 (説明) - ^ “バーンリーがダイク監督と契約延長…2025年6月までの長期契約締結”. サッカーキング (2021年9月17日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ “バーンリー、9年在任のダイチ監督が新たな4年契約にサイン”. 超ワールドサッカー (2021年9月16日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ “バーンリーがダイシ監督の解任を発表…残り8試合で降格圏の18位”. サッカーキング (2022年4月15日). 2022年4月15日閲覧。
- ショーン・ダイチのページへのリンク