コンバットロン 玩具

コンバットロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 15:30 UTC 版)

玩具

最初のコンバットロンはそれぞれ「D-64~68」のナンバーを与えられて発売。単品販売の他にセット販売としてブルーティカスが「D-69」として86年6月に発売された。スクランブルシティ時期の主力商品として、プロテクトボット部隊のライバルに位置づけられた。海外の初期出荷版はボディパーツの一部や基地モード用カタパルトランプなどにダイキャストを使用。『2010』が放映されていた時期に生産拠点が日本からマカオに移り、合体パーツの成型色が変更された物が、日本では87年末頃まで販売された。

D-64攻撃参謀オンスロートD-65宇宙兵ブレストオフ、D-66偵察兵ボルター、D-67狙撃兵ブロウル、D-68補給兵スィンドル

オンスロートは玩具オリジナルの基地形態にも変形。基地モード用のカタパルト射出ギミックは日本版にしかなく、この時、ロボットモードの胸パーツをランチャー部分にセットすることが出来るようになっている。基地形態はダイナザウラーに接続可能。

トランスフォーマー 合体大作戦』では仕様変更品としてバトルガイアーが「TF-10」のナンバーを与えられて発売。バトルガイアーに合体するグレートカノン、ターゲットホーク、リーランド、シャトルガンナー、サンドストームの5体はそれぞれ、ブルーティカスのオンスロート、ボルター、スィンドル、ブレストオフ、ブロウルの仕様変更品。個人の武装をつけて合体したファイヤーフォーメーションが最強形態。エネルギーの奪取だけでなく、世界に戦争を起こすことも目的とする。

トランスフォーマー G-2』ではカラーリングに紫の迷彩塗装が追加されただけでなく、武器も新たに造形されたものに変更され、オンスロートにはG-2基準準拠の新武器パーツも追加されている。この際、オンスロートの二連キャノン砲基部には追加武器装備用のジョイント穴が追加されている。一部の国でサイズの大型化された非正規品も発売されている(パッケージフォーマットは同じであるが『TRANSFORMERS』のロゴが使用されておらずHASBROのライセンスも確認できない)。

トランスフォーマー カーロボット』のコンバットロンはそれぞれ「D-006~010」のナンバーを与えられて発売。単品販売の他にセット販売としてバルディガスが「D-011」で発売された。コンバットロンのメンバーのそれぞれの武器にジョイントが設けられ一つの武器に合体できるようになっている。また合体時に余剰となっていた基地モードのカタパルトランプにもジョイントが設けられ、背部二連キャノン砲基部にはさらにジョイント穴が設けられ背中に装備することが可能となっている。この時点で合体用頭部・拳・下駄パーツ以外の余剰パーツが出ないように工夫されている(合体時胸プロテクターも「D-006」肩部分に装備可能)。海外仕様の『RUINATION』は『Robots in Disguise』タイトル(正確には『ARMADA』期発売製品)で都市迷彩仕様が、『UNIVERSE』タイトルで砂漠迷彩仕様がカラバリとして発売された。

いずれも基地モード用のカタパルトギミックは削除されている。

2009年『トランスフォーマー アンコール』にて、ブルーティカスが「16」のナンバーを与えられバルディガスの金型が一部改修されるなどして復刻された。本製品ではカタパルト射出ギミックが復活している。

その他の玩具

トランスフォーマーガム
カバヤから発売。組み立て式の軟質プラ樹脂ミニプラモ。シリーズ第4弾にラインナップ。
トランスフォーマーガム(新型)
素材はABSに変更。オンスロートがシルバーボルト・モーターマスターと一緒にラインナップされる。別売の「ガイアスクランブル」(旧製品同様の軟質ブラ素材製)のコンバットロンや他のガイアスクランブル戦士、またはそれ以前に発売されていた「ガイアガーディアン」のプロテクトボットと合体してブルーティカスになることができる。







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