エンパワーメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:06 UTC 版)
エンパワーメント(empowerment、エンパワメントとも)とは一般的には、個人や集団が自らの生活への統御感を獲得し、組織的、社会的、構造に外郭的な影響を与えるようになることであると定義される。和訳例は権限付与[1]、権限委譲[1]、自信付与[1]、強化[1]、湧活(ゆうかつ)など[2]。エンパワメントの考え方は昨今大きな広がりを見せ、保健医療福祉、教育、企業などでも用いられている。広義のエンパワメント(湧活)とは、人びとに夢や希望を与え、勇気づけ、人が本来持っているすばらしい、生きる力を湧き出させることと定義される。1980年代に、ウーマン・リブなどの運動のなかで使われるようになった言葉である。
- ^ a b c d 『英辞郎』"empowerment"
- ^ 安梅勅江(2017)「当事者主体に基づく保健福祉学の発展に向けて」『日本保健福祉学会誌』24巻1号、1頁。
- ^ 市民・政府・NGO―「力の剥奪」からエンパワーメントへ、ジョン・フリードマン著、定松 栄一、西田 良子、林 俊行訳、新評論、1995年。 ISBN 4794802471
- ^ a b c “「エンパワメント」の意味にズレ? 日本のジェンダーギャップ121位の理由”. FRaU. 2020年1月4日閲覧。
- ^ “なぜ日本のジェンダーギャップ指数はこんなに低いのか。“男女平等”の社会は男性も生きやすい?”. ハフポスト. 2020年1月4日閲覧。
- 1 エンパワーメントとは
- 2 エンパワーメントの概要
- 3 市民運動とエンパワーメント
- 4 参考文献
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