インバル・ピント
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人物・来歴
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イスラエルの演出・振付・美術家。1969年にイスラエルで生まれる。エルサレムのベザレル・アカデミーでグラフィックアートを学ぶ。ダンサーとしてバットシェバ舞踊団に在籍。90年から振付の活動を始め、1992年より自身のカンパニーを立上げ、93年『Dio-Can』で本格的にデビュー。00年、『Wrapped』でニューヨークのベッシー賞を受賞。93年にダンスカンパニ ーを創設し、数々の作品を創作。イスラエル国内だけでなく世界各地で公演を行い、日本でも『オイスター』や『ウォールフラワー』等の作品が紹介されている。アメリカン・ダンス・フェスティバルの国際振付プログラムに招聘され、00 年にはニューヨーク・ダンス&パフォーマンス賞を受賞。ノルウェイのオペラハウスにて演出・美術を手がけた『The Cunning Little Vixen』はその独創的な演出で話題となった。
ダンス以外にオペラや CM も手がけている。07年、イスラエル文化賞とテルアビブ市賞を受賞。11年、『Toros』と『Rushes Plus』でイスラエル文化賞を受賞。また、芸術の功労に対しテルアビブ市より表彰を受けた。13年、佐野洋子原作の絵本『100万回生きたねこ』を舞台化し、読売演劇大賞優秀演出家賞・作品賞を受賞。日本では、そのミュージカル「100万回生きたねこ」(2013年&15年)や百鬼オペラ「羅生門」(2017年)、舞台『ねじまき鳥クロニクル』(2020年)を手掛け、高い評価を受けた。
彼女は原作の世界をファンタスティックに描き、瑞々しい演出・唯一無二の舞台空間を生み出して日本の演劇界に大きなインパクトを与えている。
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