アニマトロン
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玩具
アニマトロンは87年2月にそれぞれ「D-73~77」のナンバーを与えられて発売。国内のみ単品販売の他にプレダキングがセット販売として「D-78」で発売。他の合体戦士よりも大きく、この時期のトランスフォーマー商品では最大の大きさと最高の価格(11,000円)で、「デストロンの逆襲」キャンペーンの主力商品となった。
D-73アニマトロン参謀レーザークロー、D-74砲兵ラムページ、D-75空中攻撃兵ダイムボム、D-76補給兵タントラム、D-77地上攻撃兵ヘッドストロング
スクランブル合体戦士・兵士とはコンセプトが異なるが、両腕・両脚同士を取り替えることは可能。また、タントラム、ヘッドストロングおよびプレダキングには「脚部を入れ替えればアニメ版と同じになり、プレダキングがパワーアップ!」と書かれた説明書きが封入されていた。
海外の初期出荷版はパーツが一部ダイキャストになっており、2004年に発売された『復刻版』はその仕様で復刻されている。
2010年11月には本体にメタリック風塗装とアニメに準じた色分けが施された『2010エディション』が発売されている。
当時開発を担当した餘家英昭は新人のスタッフと3日間徹夜して開発し、「プレダキングを見るとそのときの疲労感がぐっとリコールされて、もう2度と嫌だと思ってしまう」と語る[3]。
2018年09月には『パワーオブザプライム』シリーズにて「PP-31 プレダキング」が発売された。構成メンバーは同じであるがタントラムのみが一部海外名として使用されていたトロックス / Toroxとなっている。また、レーザークロウの体内には同梱されているプライムマスター「オニキスプライム」を「オニキスマトリクス」として収納することが出来る機能が追加されている(同シリーズの他のプライムマスターとも入れ替え可能)。
- ^ 直前の場面では、惑星ジャールにてエネルギー不足に苦しむデストロンとして複数が登場する
- ^ もしくはタイガー
- ^ 坂本章編「ROBOT IN DISGUISEを生み出した人々(1)」『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー ファーストシリーズ・コンプリート』ジャイブ出版、2004年12月23日、ISBN 4-86176-036-4、120頁。
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