アソーカ・タノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/15 08:01 UTC 版)
性格
無鉄砲かつ生意気な性格で師であるアナキンとは正に似た者同士であり、命令違反も珍しくはない。アナキンと出会った当初は弟子と認められるために積極的に行動していたが、時にはそれが裏目に出ることがあった。ユーモアのセンスもあり、マスターを「スカぴょん(原文:Skyguy、邦訳小説:スカイ君)」、デストロイヤー・ドロイドを「玉転がし(原文:Rolling death ball)」と呼んでいる。また子供好きでもあり、誘拐された子供の面倒を良く見ていた。
能力
アソーカは年齢の割には非常に高いライトセーバーでの戦闘能力を有していた。彼女は戦闘の際に主流から外れたシエンの逆手持ちのスタイルで戦っていたが、後にマスターの強い勧めにしたがって通常の握り方に変えている。さらに『クローン・ウォーズ』シーズン3第10話からは大小二振りのライトセーバーを常に所持し、二刀流に変化する。
彼女のテクニックは素早い動きとフェイントの組み合わせであり、その戦法の極意は猛烈な勢いで戦いの場を縦横無尽に動き回ることで敵を疲弊させることにあった。
アソーカの戦闘能力の高さは、1人で3体のIG-100マグナガードを倒したことや、少なくとも一時的にアサージ・ヴェントレスやグリーヴァス将軍を相手に優位に立ったことでも示されている。その後、成長を遂げた彼女は、ジェダイ脱退後の17歳時点で、元シス卿・ダース・モールと一対一で戦い、彼に対して対等に戦えただけでなく、多くのジェダイ・マスターを苦るしめたモールを逮捕することに成功するほどの実力を見せた。
『反乱者たち』のシーズン2においても二刀流だが、ライトセーバーの握り方は逆手持ちに戻っている。ライトセーバーの色は白だが、これにはジェダイでもシスでもないという制作陣の意図がある[2]。ケイナン、エズラ、ゼブの3人で歯が立たなかったブラザー・フィフスとシスター・セブンのコンビにアソーカは圧倒的優勢に戦闘を進めたことから、その高い戦闘力は健在と言える。
『マンダロリアン』のシーズン2第5話でも変わらず二刀流だが、ライトセーバーの握り方は順手持ちとなっている。しかしモーガン・エルスベスとの戦闘で片方のライトセーバーを破壊された際には、アナキンに弟子入りした当初と同じシエンの逆手持ちのスタイルで戦った。
- ^ 原文:The Council didn't trust me, so how can I trust myself?
- ^ Rebels Recon #1.14: Inside "Fire Across the Galaxy"
固有名詞の分類
- アソーカ・タノのページへのリンク