「夏終る」を解説文に含む見出し語の検索結果(11~20/21件中)
根岸敏三の俳句 いつよりか秋の歩幅になりにけり しがらみも共に脱ぎたし衣更 それぞれの淑気をたぐる太極拳 つまされる話に無力冬近し どれもみな愛嬌ありし榠樝の実 ふた心無き証なり蟬の殻 もらい泣き多く...
中村路子の俳句 いち日の声使ひきり白椿 ひれ伏して神官に夏終りたり もどかしき老滴りに間合あり オペラ観るわが茎石の沈みごろ 一ページ毎に黄昏新日記 不意に立ち音楽喫茶の蚊を叩く 友葬る花八つ手より淡...
中村路子の俳句 いち日の声使ひきり白椿 ひれ伏して神官に夏終りたり もどかしき老滴りに間合あり オペラ観るわが茎石の沈みごろ 一ページ毎に黄昏新日記 不意に立ち音楽喫茶の蚊を叩く 友葬る花八つ手より淡...
近藤栄治の俳句 かつぶしの削り香のこる良夜かな かまくらや祈りの色の灯をともす こざつぱり上りてゐたる十三夜 ご近所の水漏れている春の昼 さきがけて辛夷は空へ龍太の忌 しぐれ来て龍馬斬られし日なりけり...
近藤栄治の俳句 かつぶしの削り香のこる良夜かな かまくらや祈りの色の灯をともす こざつぱり上りてゐたる十三夜 ご近所の水漏れている春の昼 さきがけて辛夷は空へ龍太の忌 しぐれ来て龍馬斬られし日なりけり...
前へ次へ 阿部青鞋の俳句 あめつちを俄かに思ふくさめして いつとなくたがいちがひの浮寝鳥 いづれともなきところにて足袋を穿く くさめして我は二人に分かれけり くちびるをむすべる如き夏の空 この国の言葉...
前へ次へ 阿部青鞋の俳句 あめつちを俄かに思ふくさめして いつとなくたがいちがひの浮寝鳥 いづれともなきところにて足袋を穿く くさめして我は二人に分かれけり くちびるをむすべる如き夏の空 この国の言葉...
前へ次へ 守谷茂泰の俳句 かりんの実雨の神経てのひらに ここにいることが遠景梅咲けり こときれる冬蜂ひとつまみの火薬 てのひらがいちばん明るい枯野かな てのひらに日照雨の匂い法師蟬 ひとごろしのような...
前へ次へ 守谷茂泰の俳句 かりんの実雨の神経てのひらに ここにいることが遠景梅咲けり こときれる冬蜂ひとつまみの火薬 てのひらがいちばん明るい枯野かな てのひらに日照雨の匂い法師蟬 ひとごろしのような...
前へ次へ 阿部完市の俳句 あさきゆめとみしはごまの花なのか あるいている朝の会議に羽置いて いたりやのふいれんつえとおしとんぼ釣り うすく書かれて山から山へ行つた隊 おろしやや目がうれしくてならぬなり...