岸田川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/14 07:07 UTC 版)
| 岸田川 | |
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新温泉町七釜付近
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| 種別 | 二級河川 |
| 延長 | 25.2 km |
| 流域面積 | 201.4 km2 |
| 水源 | 扇ノ山 |
| 河口・合流先 | 兵庫県美方郡新温泉町浜坂 |
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岸田川(きしだがわ)は、兵庫県美方郡新温泉町を流れて日本海に注ぐ二級河川。全長約25.2km[1][2]。流域面積201.4km2[1]。兵庫県でも有数の水質の高さで知られる[3]。
地理
全長約25.2km[1]。流域面積201.4km2[1]。兵庫県を流れて日本海に注ぐ河川としては、円山川と矢田川に次いで3番目に流域面積の大きい河川である[1]。
流域
流路
兵庫県と鳥取県の県境にある扇ノ山(標高1310m)に端を発して北流する[1]。岸田川という名称は上流部の新温泉町岸田に由来する。アユが遡上することで知られ、漁業者の相互扶助組織として岸田川漁業協同組合がある。流域は非常に狭くて短い谷底低地からなり、同様に但馬地域を流れる円山川や矢田川と比べて急流である[4]。
中流域では新温泉町竹田で照来川を合わせ、出合で湯村温泉などを流れる春来川を合わせる[1]。下流域では久斗川が合流する。最下流部では浜坂市街地の東側を流れ、日本海の浜坂湾に注いでいる。河口部には海岸平野が形成されている[4]。
支流
- 照来川[5]
- 中辻川
- 春来川
- 稲負谷川
- 熊谷川
- 田君川
- 久斗川
- 久谷川
- 和田川
- 久谷川
- 三谷川
- 味原川
- 田井川
- 上流から記載している。
歴史
近代においては、1918年(大正7年)9月、1934年(昭和9年)9月の室戸台風で大規模な水害が発生し、室戸台風では流域で死傷者362名、浸水家屋約15,000戸という甚大な被害を被った[1][6]。もとは七釜から北流して狭隘部を通り、二日市の脇を通って久斗川に合流していたが、1934年(昭和9年)には七釜から北西に向きを変える新流路が開削された[3]。
1959年(昭和34年)9月の伊勢湾台風でも家屋の浸水被害が発生した[6]。1990年(平成2年)9月には平成2年台風第19号で浸水面積約2,000ヘクタール、浸水家屋431戸の被害が発生した[1][6]。
1992年度(平成4年度)以降には下流部の浜坂市街地を流れる味原川で河川改修工事が行われ[1]、2002年(平成14年)には味原川放水路が開削された。
脚注
外部リンク
- 岸田川 但馬事典
- 岸田川水系河川整備基本方針 兵庫県、2009年3月
- 岸田川のページへのリンク