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キーボード (楽器)

(keyboards から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/08 00:54 UTC 版)

キーボード(英: Keyboard)は、ポピュラー音楽において鍵盤楽器全般、あるいは電子・電気鍵盤楽器を指す総称である[1]

呼称

クラシック音楽

「鍵盤」「鍵盤楽器」という日本語表現が一般的に用いられる。主にアコースティックピアノ、オルガンチェンバロなどの伝統的な生楽器(アコースティック楽器)が該当する。

ポピュラー音楽

​英語圏の影響から「キーボード」の呼称が定着している。伝統的な楽器と区別し、シンセサイザーエレクトリックピアノ、ポータブルキーボードなど、近現代に登場した電子・電気鍵盤楽器(新種の鍵盤楽器)を指す用途として多用される。

電子楽器

電子楽器としてのキーボード
Magnus Chord Organ

電子楽器としてのキーボードは、価格や制作者のコンセプトにより様々であるが、一般には次のような楽器である。廉価な物や高価でも不要な場合は縮退又は搭載されない機能も有る。

  • さまざまな音色を備え、簡単に伴奏を行うことができるようなシステムと、ドラムセット演奏を自動で行う(リズムマシン)機能を持つ。
  • 鍵盤を押す速度や強さを関知して、強弱を表現することができる。
  • 単体で演奏できるようにスピーカーを備える一方、MIDI入出力を持ち、他の電子楽器と協調することができる。

主にポピュラー音楽、特にロックポップスにおいて使用される。著名なキーボード奏者としては、ロックのアラン・プライス、ソウルのブッカーTジョーンズ、ジャズジョー・サンプルらがいる。

キーボードが用いられる理由の1つとして「音の厚み」がある。レーサーXギタリストポール・ギルバートは、「キーボーディストがいるといないとでは音の厚さが劇的に変わってくる。ポップの曲でもロックの曲でもキーボードのおかげで空間が広がる」とキーボードについて語っている。

キーボードや鍵盤楽器を複数台を同時に演奏するマルチ・キーボードという演奏形態で、ピアノや大型のオルガンの場合はキーボーディストの周囲に設置するだけである。しかし「電子楽器としてのキーボード」の場合はキーボード自体の胴体が薄いため、キーボードの鍵盤部分を段々式にずらして重ねたり、大型のピアノやオルガンの上に乗せたりして、上下2台から上中下3台以上のキーボードを配置することができる。

移動しながら演奏出来るキーボードとして、前方に「キャリングホルダー」で体に装着するマーチングバンド用の「マーチングキーボード」や、ギターのようにストラップで身につける「ショルダーキーボード」もある。

主要メーカー

ポータブルキーボードやシンセサイザーをはじめとするキーボードの主要メーカーの一覧である。

※太字は現在もキーボードの製造・販売を継続しているメーカー。

出典

  1. 鍵盤および鍵盤楽器は、指で押し下げる鍵(キー)が並んだ操作部、ならびにその操作構造を備えた楽器の総称。
  2. 松下電器産業(現パナソニック)の音響ブランドである。

関連項目




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