Vincent Atmicus
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| Vincent Atmicus | |
|---|---|
| 原語名 | ヴィンセント・アトミクス |
| 出身地 | 日本 |
| ジャンル | 実験音楽、アヴァンギャルド、フリー・インプロヴィゼーション、ジャズ、ロック、ワールド・ミュージック |
| 活動期間 | 1999年 – |
| レーベル | East Works Entertainment、Glamorous Records |
| 共同作業者 | ROVO、大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ、Date Course Pentagon Royal Garden |
Vincent Atmicus(ヴィンセント・アトミクス)は、芳垣安洋を中心に結成された日本の音楽グループ。
ツイン・ドラム、ツイン・ヴァイオリン、ツイントロンボーンにコントラバス、ヴィブラフォンやマリンバを加えた独自の編成を軸に、ポリリズムと多国籍なビートを取り入れたアンサンブルで知られる。2002年から2005年にかけてアルバム3作を発表した。
概要
1990年代末に活動を始動。リーダーの芳垣は、ROVO、ONJQ、DCPRGなどでの経験を背景に本グループを立ち上げた[1]。 2000年代から2010年代にかけて精力的にライヴや録音を行い、ジャズ、ロック、現代音楽、民族音楽といった多様な要素を横断する活動を展開した[2]。
来歴
1999年:芳垣のリーダー・バンドとしてプロジェクト始動[1]。
2002年11月21日:1stアルバム『Vincent I』をEast Works Entertainmentから発表[3]。
2004年9月10日:2nd『Vincent II』を発売。レビューでは「他にない独自の響き」「自由さと構築性を併せ持つ」と評価された[2]。
2005年7月10日:3rd『Vincent III』を発売[3]。同年には新宿PIT INNでのレコ発公演が満席となるなど、ライヴでも支持を集めた[4]。
また、日英併記の年刊誌『Improvised Music from Japan 2002–2003』に特集され、インタビューやコンサート記録、レビューが掲載された[5]。
2010年代以降も活動は継続しており、ライヴを行っていたことが記録されている[6][7][8]。
音楽性
ツインドラム、ツインヴァイオリン、ツイントロンボーンに加え、ヴィブラフォンやマリンバを含む打楽器群を組み合わせた独特の編成を特徴とする。 演奏では反復とずれ(ポリリズム)、奇数拍子、即興演奏を組み合わせることで、複雑で厚みのある響きを作り出している[2]。 その音楽はジャズやロックの枠を超え、民族音楽や現代音楽の要素も取り込み、「無国籍」かつ「ボーダレス」と形容されるスタイルを示している[2][1]。
メンバー
主要メンバー
- 芳垣安洋 - ドラムス、パーカッション、ヴォーカル(リーダー)
- 岡部洋一 - ドラムス、パーカッション
- 勝井祐二 - ヴァイオリン、エフェクト
- 太田恵資 - ヴァイオリン、ヴォイス
- 青木タイセイ - トロンボーン、ピアニカ、オルガンほか
- 松本治 - トロンボーン
- 水谷浩章 - コントラバス/ベース
- 高良久美子 - ヴィブラフォン、マリンバ、パーカッション
参加歴のあるメンバー
ディスコグラフィ
アルバム
| 発売日 | タイトル | 収録曲 | 参加ミュージシャン | |
|---|---|---|---|---|
| 1st | 2002年11月21日[3][10] | VINCENT I |
|
芳垣安洋(ds, perc, vo, tp) |
| 2nd | 2004年9月10日[3] | VINCENT II |
|
芳垣安洋(ds, perc) |
| 3rd | 2005年7月10日[3] | VINCENT III |
|
芳垣安洋(perc, ds, vo) |
反響
2作目『Vincent II』は、「他に類例のない独自のサウンド」「自由度と緻密さが共存する」と英語レビューサイトで評価された[2]。
脚注
- ^ a b c “芳垣安洋インタビュー 「また演奏することを楽しみたい」”. CINRA.NET (2012年8月20日). 2025年8月30日閲覧。
- ^ a b c d e “Vincent Atmicus『Vincent II』レビュー”. Jazz in Japan (2008年11月22日). 2025年8月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “Discography – Yasuhiro Yoshigaki Official Site”. 芳垣安洋 公式サイト. 2025年8月30日閲覧。
- ^ “Vincent Atmicus ライヴレポート(2005年8月24日)”. Take’s Music Review (2005年8月24日). 2025年8月30日閲覧。
- ^ “Improvised Music from Japan 2002–2003 (IMJ-301)”. Ftarri / Improvised Music from Japan (2002年12月29日). 2025年8月30日閲覧。
- ^ “2010 Live Archives — Vincent Atmicus”. 芳垣安洋 公式サイト. 2025年8月30日閲覧。
- ^ “Vincent Atmicus 2010/12/09 新宿PIT INNライヴレビュー”. Take’s Music Review. 2025年8月30日閲覧。
- ^ “Live at SuperDeluxe, Tokyo May 12, 2010”. Flickr. 2025年8月30日閲覧。
- ^ “ヴィンセントI(商品情報)”. CDJournal. 2025年8月30日閲覧。
- ^ “VINCENT I”. ORICON NEWS. 2025年8月30日閲覧。
参考文献
- 『Improvised Music from Japan 2002–2003』、Improvised Music from Japan、2002年(pp. E-48「EMERGENCY! と VINCENT ATMICUS のロジック ― 芳垣安洋インタビュー」)。
関連項目
外部リンク
- Vincent Atmicusのページへのリンク