SQLiteとは? わかりやすく解説

SQLite 関数 (PDO_SQLITE)

導入

PDO_SQLITE は、PHP から SQLite 2 や SQLite 3 データベースへのアクセスを可能にするための PHP Data Objects (PDO) インターフェース を実装したドライバです。
PHP 5.1 では、SQLite 拡張モジュールも SQLite 2 データベースに対するドライバを提供しています。 理論的には PDO_SQLITE ドライバの一部ではなく動作も同様なので、 平行してドキュメント化されています。PDO 用 SQLite 2 ドライバは主に レガシーな SQLite 2 データベースファイルをより高速でより効果的な SQLite 3 ドライバを使用するアプリケーションへ 簡単にインポートするために提供されています。 結果として、SQLite 2 ドライバは SQLite 3 ドライバよりも機能豊富ではありません。

目次

PDO_SQLITE DSN — SQLite データベースに接続する
PDO->sqliteCreateAggregate() — SQL 文で使用する集約ユーザ定義関数 (UDF) を登録する
PDO->sqliteCreateFunction() — SQL 文で使用するユーザ定義関数 (UDF) を登録する

SQLite 関数

php.ini の設定により動作が変化します。
表 291. SQLite設定オプション
名前デフォルト変更の可否変更履歴
sqlite.assoc_case0PHP_INI_ALLPHP 5.0.0 から利用可能です

PHP_INI_* 定数の詳細および定義については 付録 G. php.ini ディレクティブ を参照してください。
以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。
sqlite.assoc_case int
ハッシュのインデックスに大文字小文字混用(0)、 大文字(1)、小文字 (2)のど れを使用するかを指定します。
このオプションは、データベーススキーマ中での実際のフィールド名の ケースによらず、カラム名が常に大文字または小文字で返されるような 他のデータベースシステムとの互換性が必要な場合に特に有用です。
SQLiteライブラリは、カラム名をそのままのケース(これは、 スキーマで使用したケースに一致します)で返します。 sqlite.assoc_case0 を指定した場合、そのままのケースは保持されます。このオプションを 1 または 2 に設定した場合、 PHPはハッシュキーのケースをそれぞれ大文字または小文字のキーに変 換します。
このオプションを使用することで若干の性能劣化がありますが、 PHPスクリプトで自分で大文字/小文字変換を行うよりはかなり高速です。

目次

sqlite_array_query — 指定したデータベースに対してクエリを実行し、配列を返す
sqlite_busy_timeout — ビジータイムアウト時間を設定またはビジーハンドラを無効にする
sqlite_changes — 直近のSQLステートメントにより変更されたレコード数を返す
sqlite_close — オープンされたSQLiteデータベースを閉じる
sqlite_column — カレントの結果セットのレコードからカラムを1列取得する
sqlite_create_aggregate — SQLステートメントで使用する集約UDFを登録する
sqlite_create_function — SQLステートメントで使用するために"通常の"ユーザ定義関数を登録する
sqlite_current — 結果セットからカレントのレコードを配列として取得する
sqlite_error_string — エラーコードの説明を返す
sqlite_escape_string — クエリパラメータ用に文字列をエスケープする
sqlite_exec — 与えられたデータベースに対して結果を伴わないクエリを実行する
sqlite_factory — SQLite データベースをオープンし、SQLiteDatabse オブジェクトを返す
sqlite_fetch_all — 結果セットから全てのレコードを配列の配列として取得する
sqlite_fetch_array — 結果セットから次のレコードを配列として取得する
sqlite_fetch_column_types — 特定のテーブルからカラム型の配列を返す
sqlite_fetch_object — 結果セットから次のレコードをオブジェクトとして取得する
sqlite_fetch_single — 結果セットの最初のカラムを文字列として取得する
sqlite_fetch_stringsqlite_fetch_single() のエイリアス
sqlite_field_name — 特定のフィールドの名前を返す
sqlite_has_more — まだレコードがあるかないかを返す
sqlite_has_prev — 前のレコードがあるかどうかを返す
sqlite_key — カレントレコードのインデックスを返す
sqlite_last_error — データベースに関する直近のエラーコードを返す
sqlite_last_insert_rowid — 直近に挿入されたレコードのrowidを返す
sqlite_libencoding — リンクされているSQLiteライブラリのエンコーディングを返す
sqlite_libversion — リンクされているSQLiteライブラリのバージョンを返す
sqlite_next — 次のレコード番号へシークする
sqlite_num_fields — 結果セットのフィールド数を返す
sqlite_num_rows — 結果セットのレコード数を返す
sqlite_open — SQLiteデータベースをオープンする。データベースが存在しない場合は作 成する
sqlite_popen — SQLiteデータベースへの持続的ハンドルをオープンする。存在しない場合 には、データベースを作成する
sqlite_prev — 結果セットの前のレコード番号へシークする
sqlite_query — 指定したデータベースに対してクエリを実行し、結果ハンドル を返す
sqlite_rewind — 先頭レコード番号へシークする
sqlite_seek — 特定のレコード番号へシークする
sqlite_single_query — クエリを実行し、単一カラムもしくは先頭レコードの値に対する配列を返す
sqlite_udf_decode_binary — UDFにパラメータとして渡されたバイナリデータをデコードする
sqlite_udf_encode_binary — UDFから返す前にバイナリデータをエンコードする
sqlite_unbuffered_query — 事前取得していないクエリを実行し、全てのデータをバッファリングする
sqlite_valid — まだレコードが残っているかどうかを返す




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