SASSENとは? わかりやすく解説

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チオシアナト酢酸エチル

分子式C5H7NO2S
その他の名称サッセンREE、Sassen、Thiocyanatoacetic acid ethyl esterロダン酢酸エチルエステル、Rhodanacetic acid ethyl ester
体系名:チオシアナト酢酸エチル


Sassen

名前 サッセン

SASSEN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/22 14:45 UTC 版)

SASSEN(サッセン)は、センサーを内蔵した型の用具と、スマートフォンiPhone)またはタブレットiPad)のアプリを組み合わせ、打突の判定を自動で行う1対1の競技である[1][2]。2016年に福岡県北九州市で考案された。競技の統括団体は一般社団法人全日本サッセン協会(JSA、法人番号2290805009437)で、2021年4月に法人登記されている[3]

成り立ち

北九州市の空手道場で護身術として行われていた模擬刀による稽古が原型である[2]。この稽古では打突の当否を目視で判断していたため、判定が主観的になりやすいという問題があった。そこで刀にセンサーを組み込み、機械的に勝敗を決める仕組みが考案された[2]

創設に関わったのは、道場師範の本村隆昌、その息子で現在は全日本サッセン協会会長を務める本村隆馬、および本村隆昌の道場生であった鋤先星汰の3名である[1][2]。鋤先は小学生から高校生までの12年間を同道場で過ごし、筑波大学工学を修めた技術者で、創設時からセンサー刀とアプリの開発を担当している[2]。鋤先は2018年に株式会社revotを設立した[2]。用具の完成までにはおよそ100本の試作が重ねられたという[1]。デバイスとルールは現在も改良が続けられている。

競技に用いる技術は2016年7月に特許出願され、同年12月22日に登録されている(特許第6062592号「スポーツ交戦装置」)[4]

ルール

試合時間は1分で、先に2本取った側が勝ちとなる[1]。頭部を除く相手の身体に刀を当てれば有効となるが、1試合で振れる回数は5打までに制限されている[1]。空振りした場合はセンサーがそれを検知し、刀のLEDが緑色に変わるという演出がある[1]

場外に出ると相手に1ポイントが入る。両者の打突が0.025秒以内に収まった場合は「鍔迫り合い」として扱われ、どちらにもポイントは与えられない[1]

用具

競技に使う刀は「サッセン刀」と呼ばれ、外装は発泡ポリエチレン製で重量は約400グラムである。内部には圧力センサー加速度センサー、バッテリー、LED、通信機能を備えたマイコンが収められており、0.025秒の精度で打突を判定する[2]Bluetooth Low Energyでスマートフォンやタブレットと接続し、どちらが先に当てたかをアプリが表示する[1]。刀に内蔵されたLEDは判定に応じて発光色を変える。

サッセン刀と判定アプリの開発は、創設メンバーの鋤先星汰が設立した株式会社revotが担当している[2]。同社は筑波大学発のベンチャー企業で、センサーを用いた組み込み機器やドローンの研究開発を行っている[2]

標準の競技フィールドは5メートル×7メートルであるが、この広さが必須というわけではない。3メートル四方程度のスペースがあれば実施でき、屋内外を問わない。

沿革

  • 2016年 - 福岡県北九州市で考案される[1]。同年7月6日に関連技術が特許出願され、12月22日に登録される[4]。協会はこの日を設立日としている[5]
  • 2018年 - 技術開発を担当する鋤先星汰が株式会社revotを設立する[2]
  • 2020年1月 - 活動拠点を東京・秋葉原に移す。
  • 2021年4月20日 - 一般社団法人全日本サッセン協会が法人登記される[3][5]
  • 2022年 - 第1回全国大会が開催される。
  • 2026年6月14日 - 第4回全国大会が東京都内で開催される。

報道

考案から数年のうちに地元の放送局が取材を行っており、2019年にはテレビ西日本ももち浜S特報ライブ」やRKB毎日放送のニュース番組で紹介された。2020年には日本テレビシューイチ」でも取り上げられている。

その後も複数の番組で紹介が続いている。2025年1月5日に関西テレビ土曜はナニする!?」、同年3月14日にTBSラヴィット!」、同年8月20日にNHK松江放送局しまねっとNEWS610」が取り上げた。2026年には7月9日に日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」、8月8日にTBS「王様のブランチ」で紹介されている。

このほか、NHK WORLD-JAPANの海外向けニュースやフジテレビめざましテレビ」でも紹介された。

派生競技

SASSENから派生した集団戦形式の競技に「Cyber KASSEN(サイバーカッセン)」がある。参加者がウェアラブル端末を身につけ、複数人が同時に対戦するもので、用具とシステムはSASSENと同じく株式会社revotが開発している[6]。学校の体育の授業や企業向けの研修、自治体のイベントなどで実施されている。

このほか、北欧発祥のスポーツであるモルックを電子計測によって競技化した「Cyber Molkky(サイバーモルック)」も同社が開発している。倒れたピンを検出することで、得点計算と記録を自動化する[7]

脚注

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 菅野茂雄「次世代チャンバラ、デジタルスポーツ〈SASSEN/サッセン〉を知っているか」『Tarzan Web』マガジンハウス、2022年4月15日。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 「デジタルスポーツSASSEN(サッセン)を創る、アイデアと技術の双璧」『+VISION』IP MARKET、2023年9月11日。
  3. 1 2 国税庁法人番号公表サイト「一般社団法人全日本サッセン協会」(法人番号2290805009437、所在地:福岡県北九州市八幡東区桃園4丁目3番4号)。
  4. 1 2 特許第6062592号「スポーツ交戦装置」(出願番号:特願2016-134070、2016年7月6日出願、2016年12月22日登録、発明者・出願人:本村隆昌)。特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で閲覧できる。
  5. 1 2 一般社団法人全日本サッセン協会「協会概要」
  6. Cyber KASSEN 公式サイト
  7. Cyber Molkky 公式サイト

外部リンク


Sassen

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/22 16:52 UTC 版)

Sassen(さっせん)

  • マーン・サッセン、オランダの政治家
  • SASSEN - 北九州発祥のセンサーが内蔵されている日本刀を模した「Sassen刀」を使って行う次世代スポーツ。
  • サスキア・サッセン


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