RESTCONFとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > RESTCONFの意味・解説 

RESTCONF

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/30 15:04 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search

RESTCONF は、REST アーキテクチャに則った、ネットワーク機器の設定を取得、更新するための HTTP ベースの通信プロトコルである。

経緯

IETF での議論[1]を経て、2017年1月に RFC 8040 として公開された。

特徴

HTTPを用いた操作

ネットワーク機器の設定項目や状態情報に対する操作は、HTTP の GET や POST、DELETE などの各メソッドにより実現する。

モデル化された設定情報

RESTCONF で操作する機器の設定は、YANG 言語を用いてモデリングされていることを前提としている。RESTCONF をサポートしているネットワーク機器にアクセスするクライアントプログラムは、その機器で用いられている YANG モデルが分かれば、各状態情報や設定情報にアクセスするための URI や、その操作のためのリクエストの構造などがすべてわかる形となっている。

NETCONFとの関係

ネットワーク機器の設定変更や状態確認を行うためのプロトコルという点で、RESTCONF は NETCONF と非常に似ている。これらのプロトコルは競合するものではなく、一つのネットワーク機器が両方の API を公開してもよい。

RESTCONF は、ウェブアプリケーションからネットワーク機器を操作する際に用いられることを想定して設計されている。そのため、例えば NETCONF には設定データストアに対するロック操作が規定されているが、RESTCONF ではサポートされない。

実装

脚注

  1. ^ https://datatracker.ietf.org/doc/draft-ietf-netconf-nmda-restconf/



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「RESTCONF」の関連用語

RESTCONFのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



RESTCONFのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのRESTCONF (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS