Ovrimos SQL 関数
導入
Ovrimos SQL サーバはクライアント/サーバ形式で トランザクション機能を持つ RDBMS で、Web に対応しており 高速なトランザクション処理が可能です。注意: この拡張モジュールは » PECL レポジトリに移動 されており、以下のバージョン以降 PHP にバンドルされなくなっています。 PHP 4.4.5 および PHP 5.1.0。
注意: この拡張モジュールは Windows 環境では利用できません。
要件
Ovrimos SQL サーバの配布ファイルから入手可能な sqlcli ライブラリを インストールする必要があります。インストール手順
PHP で Ovrimos サポートを有効にするには、パラメータ --with-ovrimos[=DIR] を configure スクリプト に指定して PHP をコンパイルします。ただし、DIR は Ovrimos の libsqlcli をインストールしたディレクトリです。実行時設定
設定ディレクティブは定義されていません。リソース型
例
例 1588. Ovrimos SQL サーバに接続し、システムテーブルからデータを読み込む
<?php
$conn = ovrimos_connect("server.domain.com", "8001", "admin", "password");
if ($conn != 0) {
echo "Connection ok!";
$res = ovrimos_exec($conn, "select table_id, table_name from sys.tables");
if ($res != 0) {
echo "Statement ok!";
ovrimos_result_all($res);
ovrimos_free_result($res);
}
ovrimos_close($conn);
}
?>
この例は、Ovrimos SQL サーバに接続するだけのものです。
目次
- ovrimos_close — ovrimos への接続を閉じる
- ovrimos_commit — トランザクションをコミットする
- ovrimos_connect — 指定したデータベースに接続する
- ovrimos_cursor — カーソルの名前を返す
- ovrimos_exec — SQL 命令を実行する
- ovrimos_execute — 準備された SQL 命令を実行する
- ovrimos_fetch_into — 結果セットからレコードを取得する
- ovrimos_fetch_row — 結果セットからレコードを取得する
- ovrimos_field_len — 出力カラムの長さを返す
- ovrimos_field_name — 出力のカラム名を返す
- ovrimos_field_num — 出力カラムから (1 から始まる) インデックスを返す
- ovrimos_field_type — 出力カラムの (数値) 型を返す
- ovrimos_free_result — 指定した result_id を開放する
- ovrimos_longreadlen — long データ型から取得されるバイト数を指定する
- ovrimos_num_fields — カラム数を返す
- ovrimos_num_rows — update 命令により変更されたレコードの数を返す
- ovrimos_prepare — SQL 命令を準備する
- ovrimos_result_all — 結果全体を HTML テーブルとして出力する
- ovrimos_result — 出力カラムを取得する
- ovrimos_rollback — トランザクションをロールバックする
固有名詞の分類
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