Link Control Protocolとは? わかりやすく解説

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Link Control Protocol

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/23 02:49 UTC 版)

Link Control Protocol (リンク・コントロール・プロトコル、LCP) は、Point-to-Point Protocol の一部を構成するプロトコルである。

概要

PPP通信を開始するとき、送信側・受信側の両側の装置は、これから行うデータ転送で必要となる特定の条件を決定するために、LCPパケットを送信する。

LCP プロトコルは以下の動作を行う。

  • リンクした相手を識別し、ピアデバイスを受け入れるか拒絶するかを決める
  • データ転送で許容されるパケットサイズを決定する
  • 構成におけるエラーを検出する
  • 要求条件が受け入れられないならば、リンクを切断する

LCPパケットによりリンクが許容されるまで、デバイスは PPP でデータをネットワークに送信することができない。しかし、LCP パケットは PPP パケットに埋め込まれるので、LCP が再設定を行う前に、基本的な PPP 接続は確立されていなければならない。 PPP パケット上の LCP は、コントロールコード 0xC021 であり、 INFO フィールドに LCP パケットを含んでいる。LCPパケットには 4 つのフィールドがある。(Code, Id, Length, Data)

  • Code: 要求するオペレーション: Configure Link, Terminate Link, ... および 肯定応答、否定コード
  • Data: オペーレーションのパラメータ

関連項目

外部リンク

  • RFC1570: PPP LCP Extensions
  • RFC1661: The Point-to-Point Protocol (PPP)
  • RFC1663: PPP Reliable Transmission



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