KK 62とは? わかりやすく解説

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KK‐62

分子式C19H28N2
その他の名称KK-62、5-(2,6-Dimethylheptyl)-1-benzyl-1H-imidazole
体系名:5-(2,6-ジメチルヘプチル)-1-ベンジル-1H-イミダゾール


KK 62

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/05 00:26 UTC 版)

KK 62
KK 62
概要
種類 機関銃
製造国  フィンランド
設計・製造 バルメット[1]
性能
口径 7.62 mm[1]
銃身長 470 mm[1]
ライフリング 4条右回り[1]
使用弾薬 7.62x39mm弾[1]
装弾数 100発ベルトリンク[1]
作動方式 ガス圧作動方式[1]
ティルトボルト・ロッキング式[1]
全長 1,085 mm(本体)[1]
重量 7,620 g[1]
発射速度 1,050発/分[1]
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KK 62フィンランド語: konekivääri 62)とは、フィンランドで開発・製造された機関銃[1]KvKK 62[2]バルメット M62[3]とも呼ばれる。分隊支援用の軽機関銃として設計され、フィンランド国防軍で運用された[2][注釈 1]

概要

機関部

開発計画は1957年から開始され、1960年から試作を開始、1962年に完了した[3]

Rk 62自動小銃を装備した分隊を支援するよう設計されており、小銃と同じ7.62x39mm弾を使用する[2]。給弾方式は100連発の金属製ベルトリンクで、布製バッグに収めた状態で銃に取り付けられ、銃の右側から給弾される[1][3]。射撃モードはフルオートのみで、発射レートは毎分1,050発とかなり高い[1][3][注釈 2]

生産性を高めるため、全体的に鋼板のプレス加工を多用して製作されている[1]。内部機構はブルーノZB26軽機関銃ブレン軽機関銃から影響を受けており、作動方式はガス圧作動方式で、閉鎖機構はティルトボルト・ロッキング式を採用している[1][2][3]。また、Vz. 52軽機関銃から影響を受けた、ピストルグリップを前後させることでコッキングを行うという機構を採用している[1][2]。なお、外観については「軍制式の軽機関銃としては最も醜い」との評もある[2]

フィンランド国防軍で制式採用され、1966年から配備された[3]。また、カタール軍でも採用された[3]。フィンランド国防軍で本銃を扱った兵士からの評価は低いというが、銃器研究者のイアン・マッカラムは適切に維持された本銃はけして悪い火器ではないとし、取扱を誤る余地のある設計と、徴兵制度の下で長年にわたり使用されてきたことによる劣化が低評価につながったと推測している[2]

現在はPKM機関銃に置き換えられているとする資料がある一方[2]、フィンランド国防軍の公式サイトでは2026年時点でも装備品として掲載されている[5]

脚注

注釈

  1. 三脚架にも搭載可能であり、汎用機関銃だとする資料もある[1]
  2. 同じ弾薬を使うソ連のRPD軽機関銃の発射レートは、毎分650 - 750発である[4]

出典

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 床井 2006, p. 131.
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 Ian McCollum (2017年7月11日). KvKK 62: The Ugly Duckling of Light Machine Guns”. forgottenweapons.com. 2025年9月9日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 6 7 Weeks 1980, p. 220.
  4. 床井 2006, p. 235.
  5. Puolustusvoimien kalustokuvasto (フィンランド語). Puolustusvoimat. 2026年8月5日閲覧。

参考文献

  • 床井雅美『最新マシンガン図鑑』徳間書店、2006年12月15日。ISBN 4-19-892527-5 
  • John Weeks, ed (1980) (英語). Jane's Infantry Weapons 1980-81. Jane's Publishing Company Limited. ISBN 0-7106-0702-4 

関連項目



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