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花郎

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/15 13:52 UTC 版)

花郎(ファラン、かろう)は、朝鮮の歴史において、新羅時代(前57-935)に存在した青少年修養団体のことを言う[1]


注釈

  1. ^ 「三十七年 春 始奉源花。初君臣病無以知人、欲使類聚群遊、以觀其行義、然後擧而用之。遂簡美女二人、一曰南毛、一曰俊貞。聚徒三百餘人、二女爭娟相妬。俊貞引南毛於私第、強勸酒至醉、曳而投河水以殺之。俊貞伏誅、徒人失和罷散。其後、更取美貌男子、粧飾之、名花郎以奉之。徒衆雲集、或相磨以道義、或相秨以歌樂、遊娯山水、無遠不至。因此知其人邪正、擇其善者、薦之於朝。故金大問『花郎世記』曰、「賢佐忠臣、從此而秀。良將勇卒、由是而生。」崔致遠『鸞郞碑序』曰、「國有玄妙之道、曰風流。設敎之源、備詳仙史、實乃包含三敎、接化群生。且如入則孝於家、出則忠於國、魯司寇之旨也。處無爲之事、行不言之敎、周柱史之宗也。諸惡莫作、諸善奉行、竺乾太子之化也。」唐令狐澄『新羅國記』曰、「擇貴人子弟之美者、傳粉粧飾之、名花郎、國人皆尊事之也。」(『三国史記』新羅本紀真興王三十七年)新羅では真興王37年 (576年) 頃には源花(ウォヌワ)という巫女を奉じていた。これは有能な臣下を選び出すのに若者を集めるためであったとする。南毛と俊貞という美女を登用したところ300名あまりの若者が集まってきた。しかし巫女二人に嫉妬による争いがおこり南毛が殺され俊貞は誅殺されてしまう。そこで改めて容姿端麗な男子を選び出し、化粧美装させ源花の代わりに登用した。このリーダー格の者を花郎といい、花郎のもとに集まった者たちを花郎徒と呼んだ。
  2. ^ 「徒衆雲集、或相磨以道義、或相秨以歌樂、遊娯山水、無遠不至」(『三国史記』新羅本紀真興王三十七年)
  3. ^ 「且如入則孝於家、出則忠於國、魯司寇之旨也。」(『三国史記』新羅本紀真興王三十七年)
  4. ^ 「或相磨以道義、... 設敎之源、備詳仙史、實乃包含三敎、接化群生。」(『三国史記』新羅本紀真興王三十七年)
  5. ^ 「因此知其人邪正、擇其善者、薦之於朝。...賢佐忠臣、從此而秀。良將勇卒、由是而生。」
  6. ^ 三品は平民が含まれない根拠として1.新羅が骨品制に基づく身分制社会であり、貴族以外は官吏に登用しなかったこと(「新羅用人論骨品, 苟非其族, 雖有鴻才傑功, 不能踰越」『三国史記』列伝第七・薛罽頭)2.歴代花郎はすべて貴族であり、「国人が皆尊んで花郎に奉じた」ことをあげている。
  7. ^
    金庾信,王京人也。十二世祖首露,不知何許人也。以後漢建武十八年壬寅,登龜峯,望駕洛九村,遂至其地開國,號曰加耶,後改為金官國。其子孫相承,至九世孫仇充,或云仇次休,於庾信為曾祖。羅人自謂少昊金天氏之後,故姓金。庾信碑亦云:「軒轅之裔,少昊之胤。」則南加耶始祖首露與新羅,同姓也。 — 三国史記、巻四十一

出典

  1. ^ a b c 朴周鳳「「韓国武士道」花郎道の創造と展開」『スポーツ人類學研究』第2012巻第14号、日本スポーツ人類学会、2012年12月、1-17頁、CRID 1390857844453805824doi:10.7192/santhropology.2012.14_1ISSN 1345-4358 
  2. ^ 三品 1974, p. 21.
  3. ^ 三品 1974, p. 23-24.
  4. ^ 三品 1974, p. 25.
  5. ^ 瀧元 2004, p. 64.
  6. ^ a b c d 三品 1974, p. 61.
  7. ^ 三品 1974, p. 62.
  8. ^ 李 2020, p. 109-110.
  9. ^ 宮脇 2020, p. 42.
  10. ^ 宮脇 2020, p. 41.





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