First-hop redundancy protocolとは? わかりやすく解説

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First-hop redundancy protocol

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 08:39 UTC 版)

ファーストホップ冗長プロトコル(First-hop redundancy protocol)とは、クライアントPCから最初に到達するネットワーク機器を冗長化するためのプロトコルである[1]

これにより、クライアントPCがインターネットなどの外部に接続するときに最初に通信するデフォルトゲートウェイ機器が故障しても、別のファーストホップが通信処理をする。

これを実現するには、仮想IPアドレスと仮想MACアドレスをデフォルトゲートウェイ(ルータ)に設定する。

ファーストホップ冗長プロトコルはいくつかの種類がある。以下にそれらプロトコル名と特徴を列挙する。

プロトコル名 仕様 冗長構成 役割 負荷分散 仮想ルータのIPアドレス 仮想MACアドレス
HSRP Cisco独自 アクティブ/スタンバイ アクティブ/スタンバイ サブネット単位で可能 空きIPアドレス 0000.0c07.acxx
GLBP Cisco独自 アクティブ/アクティブ AVG/AVF ホスト単位で可能 空きIP/実IPアドレス 0007.b40x.xxyy
VRRP 標準 アクティブ/スタンバイ マスタールータ/バックアップルータ サブネット単位で可能 空きIPアドレス 0000.5e00.01xx

注釈




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