Diamond Cruiser
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| Diamond Cruiser ダイヤモンドクルーザー |
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1996年8月4日、東京サマーランドで開催されたスーパーアメリカンフェスティバル ’96
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| 概要 | |
| 別名 | ローライダー・カスタム車両 |
| 製造国 | |
| 販売期間 | 1990年代(製作) |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 4名 |
| ボディタイプ | 4ドアセダン |
| エンジン位置 | フロント |
| 駆動方式 | FF |
| プラットフォーム | 三菱・ディアマンテ |
| 前 | 油圧サスペンション(ハイドロリクス) |
| 後 | 油圧サスペンション(ハイドロリクス) |
| その他 | |
| ベース車両 | 三菱・ディアマンテ 2.5V SE(1991年型前期型) |
| 協力 | Toy House(旧所在地:埼玉県戸田市) |
Diamond Cruiser(ダイヤモンドクルーザー)は、1990年代に製作された三菱・ディアマンテ 2.5V SEをベースとするローライダー・カスタム車両である。
概要
車両には、インテリア、ファントムトップ、キャンディーフレークソウルペイント、ハイドロリクス、デイトンコンビ、24Kゴールド仕様のステアリング、オーディオなどのカスタムが施された。
製作当時のオーナーは松村聰(現在の活動名:ネモトテント)で、Diamond Cruiserは、埼玉県大宮市(現・さいたま市)を拠点としたINDEPENDENCE C.C.(インディペンデンス カークラブ)の活動とともに、1990年代のローライダー・カーショーやクルージング、イベントなどに参加した。
Diamond Cruiserについては、国内外の雑誌掲載、カーショーや受賞記録、車両写真などの資料が残されている。
成立・製作
Diamond Cruiserは、1990年代に埼玉県戸田市のカスタムショップ、Toy House(トイハウス)で製作された。三菱ディアマンテをベースに、ローライダーとしての車両製作が行われ、外装、インテリア、ハイドロリクス、オーディオなど各部にカスタムが施された。なお、Toy Houseはその後移転しており、現在は埼玉県さいたま市(旧与野市)に所在する。
製作当時のオーナーは松村聰(現在の活動名:ネモトテント)で、カスタムの方向性やアイデアをもとに、Toy Houseの齋藤善也が製作に携わった。Toy Houseは当時の雑誌資料において、Diamond Cruiserの製作または協力先として記載されている。
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木の板に罫書きを行う齋藤善也(1996年2月21日)
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罫書きに沿って切り出した板にモケットでギャザーを施す齋藤善也(1996年2月23日)
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完成し取り付けられたDiamond Cruiserの天井
1997年7月の『Daytona JS』Vol.3では、Diamond Cruiserについて「OWNER:S. MATSUMURA」「協力:TOY HOUSE」と記載されている。[1]
また、1999年6月の『ローライダーマガジン 日本版』No.32の「全国版 ローライダーショップリスト」にはTOY HOUSEが掲載され、所在地として埼玉県戸田市が記載されている。[2]
車両は「Diamond Cruiser」の名称でローライダー・カーショーなどに出展され、1990年代の日本のローライダー・シーンで活動した。
ベース車両
Diamond Cruiserのベース車両には、1991年型前期型の三菱・ディアマンテ 2.5V SEが使用された。
三菱ディアマンテは、三菱自動車工業が生産した乗用車で、Diamond Cruiserではこの車両をベースとしてローライダー・カスタムが施された。
1990年代の雑誌掲載では、Diamond Cruiserは「MITSUBISHI ’91 DIAMANTE」や「ディアマンテ・セダン ’91年型」などの表記で紹介されている。[3][4]
カスタム
Diamond Cruiserは、ベース車両である三菱ディアマンテに対し、外装、インテリア、ハイドロリクス、ホイール、ステアリング、オーディオなど、車両全体にわたるカスタムが施された。
外装にはファントムトップとキャンディーフレークソウルペイントを採用し、リヤトランクの側面にはダブルクロス・フレンチアンテナを装着。足回りには8インチシリンダーを用い、2ポンプ4バッテリーのハイドロリクスシステムとデイトンコンビを組み合わせた。ステアリングには24Kゴールド仕様のパーツを用いた。
インテリアはToy Houseによる製作で、レッド、ピンク、ブラックを基調としたフルモケット仕様。パイプフレーム製シートやセンターコンソールなどのワンオフパーツを取り入れ、オーディオシステムにはRockfordおよびKICKERの機器を使用した。リヤセンターコンソール内にはウーハーボックスを設けた。
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パイプフレーム製シート(1996年4月10日)
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リヤセンターコンソールのウーハーボックス取付部(1996年5月29日)
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搭載されたKickerウーハースピーカー(1996年5月29日)
天井にはシャンデリアを配し、シャンパンラックやグラスホルダーも備えた。また、トランクにもギャザーとボタン締めによる内装を施し、アクアチューブを備えたハイドロポンプシステムを設置した。
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リヤセンターコンソールに備えられたシャンパンラック(1996年5月30日)
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リアデッキのINDEPENDENCE C.C.プラークとRockfordアンプ(1996年6月20日)
所有・活動
Diamond Cruiserは、製作当時、松村聰(活動名:ネモトテント)が所有していた。車両は「Diamond Cruiser」の名称でローライダー・カーショーなどに出展され、INDEPENDENCE C.C.の活動とも関係していた。
1995年から1997年にかけて、国内各地で開催されたローライダー・カーショーに参加し、各種アワードを獲得している。また、当時の国内ローライダー関連雑誌に掲載され、1990年代後半には海外のローライダー関連書籍にも紹介された。
Diamond Cruiserに関する当時のエントリー資料、受賞記録、雑誌掲載資料、写真などが現在も残されており、車両の製作からショー活動に至るまでの記録が保存されている。
松村聰は、1999年4月の『LOWRIDER MAGAZINE 日本版』No.31の特集「その道のエキスパートから学ぶ『ローライダー』な将来!!」において、エキスパート4「ウェア・ショップ編」の人物として取り上げられている。記事では「松村サンのこれまでの歩み」として経歴が紹介され、プロフィールには「松村 聰サン(28歳)」「埼玉県在住・自営業」「M-MAXスーパー・スター・ウェアー代表」と記載されている。[7]
また、『ローライディング』P194の「CLR SHOP LIST」には、「M-MAX Super Star WEAR」がショップとして掲載されている。[8]
ショー・受賞歴
Diamond Cruiserは、1995年から1997年にかけて国内で開催されたローライダー・カーショーなどに出展した。
1995年の「LOWRIDER CAR SHOW JAPAN TOUR」では、90’s マイルドカスタム部門で1位を獲得した。[9]
1996年の「LOWRIDER CAR SHOW JAPAN TOUR」では、ポートメッセ名古屋で開催された大会において、ラグジュアリー・フルカスタム部門1位を獲得し、SPECIAL AWARDとしてBEST INTERIORも受賞した。[10]
同年の東京FINALでは、ラグジュアリー・フルカスタム部門1位を獲得し、BEST INTERIORのSPECIAL AWARDも受賞した。[11] また、1996年のシリーズでは「1996 SERIES POINTS WINNER」としてLUXURY FULLの記録を残している。[12]
1996年8月4日に東京サマーランドで開催された「SUPER AMERICAN FESTIVAL ’96」では、THE KING OF LOWRIDERおよびLOWRIDER MAGAZINE AWARDを受賞した。[13]
1997年の「LOWRIDER CAR SHOW JAPAN TOUR」では、幕張KICK OFFでフルカスタム部門1位を獲得し、ベストインテリアも受賞した。[14] また、当時の受賞トロフィー、車両確認票、自走可承認証などの資料も残されている。[15]
1997年3月16日に東京サマーランドで開催された「EAST JAPAN ’97」では、BEST IN SHOW、COMPACT CAR’S SEMI CUSTOM 1位、CAR’S BEST INTERIORの記録が残されている。[16]
同年の東京FINALでは、ラグジュアリー・ラディカルカスタム部門3位となり、BEST INTERIORのSPECIAL AWARDも受賞した。[17]
これらのほか、現存する受賞トロフィー、当時のエントリー資料、車両確認票、自走可承認証などから、1995年から1997年にかけての受賞記録を確認することができる。
雑誌掲載
Diamond Cruiserは、1990年代から2000年代初頭にかけて、国内外のローライダー関連媒体に掲載された。
国内では、ローライダーマガジン 日本版(英語版)、『Daytona JS』、『By BEE』、『LOWRIDER 1999 名車名鑑』、『Vanning & Truckin』などに掲載されている。
1996年12月号の『ローライダーマガジン 日本版』No.17では、「LOWRIDER JAPAN’S SELECTION」としてP32–35の4ページにわたり特集され、表紙にも掲載された。[18]
1997年7月の『Daytona JS』Vol.3では、MITSUBISHI ’91 DIAMANTEとしてP146–147にわたり紹介され、誌面には「OWNER:S. MATSUMURA」「協力:TOY HOUSE」と記載されている。[1]
『By BEE』デビュー号Vol.1では、「PURE AMERICAN STYLE」としてP111–113の3ページにわたりDIAMOND CRUISERが紹介され、車両のカスタムだけでなく、オーナーである松村聰へのインタビューも掲載された。誌面では松村聰がINDEPENDENCE C.C.所属の人物として紹介されている。[19]
1997年5月1日発行の『Vanning & Truckin』No.105では、「LOWRIDER CAR SHOW」の記事にDiamond Cruiserが「COMPACT」として掲載されている。写真にはINDEPENDENCE C.C.のクラブフラッグが写っている。[20]
1999年9月の『LOWRIDER 1999』では、「LOWRIDER JAPAN’S SELECTION」としてP121に掲載され、車両について「協力:TOY HOUSE」と記載されている。[21]
2000年には小学館の『sabra』009号にも登場し、有明レインボースペースで開催されたローライディングパーティー「THE FUN」に関連する記事の中で、DIAMOND CRUISERが写真に登場している。また、写真にはINDEPENDENCE CAR CLUBのクラブフラッグが写っている。[22]
海外では、2001年にアメリカで出版されたRobert Genat著『LOWRIDERS: The Cars, The Culture, The Clubs』にも掲載され、日本で製作されたローライダーの例として紹介されている。同書P32にはDiamond Cruiserが掲載され、P94にはINDEPENDENCE C.C.が掲載されている。[23]
脚注
- 1 2 『Daytona JS』Vol.3、ネコ・パブリッシング、1997年7月1日、P146–147。国立国会図書館請求記号:Z16-2361。
- ↑ 『ローライダーマガジン 日本版』No.32、芸文社、1999年6月、P207。
- ↑ 『Daytona JS』Vol.3、ネコ・パブリッシング、1997年7月1日、P146–147。国立国会図書館請求記号:Z16-2361。
- ↑ 『ローライダーマガジン 日本版』No.20、芸文社、1997年6月1日、P117–118。国立国会図書館請求記号:Z16-B440。
- ↑ 『ローライダーマガジン 日本版』No.17、芸文社、1996年12月1日、P32–35。国立国会図書館請求記号:Z16-B440。
- ↑ 『Daytona JS』Vol.3、ネコ・パブリッシング、1997年7月1日、P146–147。国立国会図書館請求記号:Z16-2361。
- ↑ 『LOWRIDER MAGAZINE 日本版』No.31、芸文社、1999年4月、特集「その道のエキスパートから学ぶ『ローライダー』な将来!!」エキスパート4「ウェア・ショップ編」。
- ↑ 『ローライディング』P194「CLR SHOP LIST」。
- ↑ 1995年「LOWRIDER CAR SHOW JAPAN TOUR」受賞トロフィーおよび当時のエントリー資料。
- ↑ 『ローライダーマガジン 日本版』No.17、芸文社、1996年12月1日、P85。国立国会図書館請求記号:Z16-B440。
- ↑ 1996年「LOWRIDER CAR SHOW JAPAN TOUR」東京FINALの受賞トロフィーおよび当時のエントリー資料。
- ↑ 1996年「JAPAN TOUR」シリーズポイントに関する受賞資料。
- ↑ 『ローライダーマガジン 日本版』No.17、芸文社、1996年12月1日、P86。国立国会図書館請求記号:Z16-B440。
- ↑ 『ローライダーマガジン 日本版』No.20、芸文社、1997年6月1日、P118。
- ↑ 1997年「LOWRIDER CAR SHOW JAPAN TOUR」幕張KICK OFFの受賞トロフィー、車両確認票および自走可承認証。開催日:1997年2月23日。
- ↑ 『ローライダーマガジン 日本版』No.20、芸文社、1997年6月1日、P117。
- ↑ 1997年「LOWRIDER CAR SHOW JAPAN TOUR」東京FINALの受賞トロフィー、車両確認票および自走可承認証。開催日:1997年10月26日。
- ↑ 『ローライダーマガジン 日本版』No.17、芸文社、1996年12月1日、P32–35。国立国会図書館請求記号:Z16-B440。
- ↑ 『By BEE』デビュー号 Vol.1、英知出版、1996年11月1日、P111–113。国立国会図書館請求記号:Z16-B464。
- ↑ 『Vanning & Truckin』No.105、1997年5月1日発行、「LOWRIDER CAR SHOW」。
- ↑ 『LOWRIDER 1999|ローライダー名車名鑑』、芸文社、1999年9月10日、P121。『ローライダーマガジン 日本版』1999年9月号増刊。国立国会図書館請求記号:Z16-B440。
- ↑ 『sabra』009号、小学館、2000年9月28日、P7「東京露出鏡」。国立国会図書館請求記号:Z71-D885。
- ↑ Robert Genat, LOWRIDERS: The Cars, The Culture, The Clubs, MBI Publishing Company, 2001, ISBN 0-7603-0962-0, P32, P94。
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