Caster boardとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Caster boardの意味・解説 

キャスター‐ボード【caster board】

読み方:きゃすたーぼーど

ブレーブボード


キャスターボード

(Caster board から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 04:28 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
RAZOR製 キャスターボード(RIPSTIK DLX)
RAZOR製 キャスターボード(RIPSURF)

キャスターボード(Caster Board)とは、前後に自在車輪機構(キャスター)を一つずつ備えた、二輪構成のスケートボードの亜種。前後の板にトーションバー機構を連結した製品、また樹脂性ボードで一体成型された製品がある。

概要

2000年代に韓国で考案されたEssBoard(エスボード)が製品化されたキャスターボードの始まりとされている。同じ2ウィール、2キャスター機構の製品は他にも様々なメーカーが製品化しており、台湾のJD Corporation傘下のキックスクーターブランドであるJD Bug社のJ-Board(ジェイボード)シリーズ、Razor USA社のRipStik(リップスティック)、RipSurf(リップサーフ)が販売されている。米国での特許はEssBoardを展開するSlovieが取得しているが[1]、日本での特許はJ-Boardを展開するアトラスオート(JDジャパン)が取得している[2]。なお日本ではRipStik、RipSurfを始めRazor USA社製品の正規輸入業者であるRANGS JAPAN(ラングスジャパン)は、Razor USA社と同じ「キャスターボード」として同シリーズを販売をしている。

構造

【トーションバー タイプ】 足を置くデッキが前後に分かれており、各デッキの底面にはインラインスケート用のウィールを備えたキャスターが後方に傾けて取り付けられている。前後のデッキはトーションバーで連結されており、トーションバーを軸にしてデッキをひねる事ができる。

【ワンボードタイプ】 樹脂製の一体成型されたボードで足を置くデッキが前後に分離されていない。トーションバー機構部品が備わっていないため、トーションバーの役割を成型形状で造られている。ウィールについてはボード前後の底面にインラインスケート用のウィールを備え、キャスターもトーションバータイプと同じく、後方に傾けて取り付けられている。

【キャスター機構・トーション機構による走行】 キャスター機構、トーション機構により、足を地面と平行にしたまま前後車輪を左右に振るだけで「チクタク」と同様の前進ができ、左右の足を別個に傾ける事で前輪と後輪を独立して操舵する事ができる。その一方で、通常のスケートボードの様に片足で地面を蹴って進む事(プッシュ)は難しい。また特殊な機種[3]を除いて、後退(フェイキー)走行も不可能となっている。

脚注

  1. ^ United States Patent: 7195259
  2. ^ 特許公表2005-537820
  3. ^ TimberWolf製品、DubStack製品のキャスターに備わっている「キャスター軸を前方に傾ける事が出来る機構」がある製品

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Caster board」の関連用語

Caster boardのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Caster boardのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキャスターボード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS