陸蝕ゆる陽のあかあかとしび曳かれ しび＝まぐろの一種とは？ わかりやすく解説

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陸蝕（は）ゆる陽のあかあかとしび曳かれ しび＝まぐろの一種

作　者
豊山千蔭 
季　語
まぐろ 
季　節
冬 
出　典
 
前　書
龍飛岬 
評　言
 
評　者
 
備　考
龍飛岬 

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陸奥の短しといふみみず鳴く

陸奥の顔浮び出る牡丹焚

陸奥沈む沖明るくて蜜柑山

陸封の山女に固き雨の粒

陸橋に雲うつくしく旅了る

陸続と仕事始めの塵芥車

陸蝕ゆる陽のあかあかとしび曳かれ しび＝まぐろの一種

陸送のカヌーを降ろす春隣

陽が堕ちて人の半分竹となる

陽だまりの白露の粒の静謐よ

陽だまりや老犬薄目あけており

陽に溶ける白き茸も生家かな

陽のあたる家冬服の垂れており

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