根岸敏三とは? わかりやすく解説

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根岸敏三

根岸敏三の俳句

いつよりか秋の歩幅になりにけり
しがらみも共に脱ぎたし衣更
それぞれの淑気をたぐる太極拳
つまされる話に無力冬近し
どれもみな愛嬌ありし榠樝の実
ふた心無き証なり蟬の殻
もらい泣き多くなりしや十二月
ランドセル早や半額の新学期
一人去り二人去りゆき焚火消す
一滴の源流となる岩清水
介護度の認定数字冬深む
作業着の色褪せ干さる盆休み
冬に入る平和のままの火縄銃
冬菜売る無口の媼の目のやさし
喜びの心の隙間天狗茸
大根の世にはむかうや怒り肩
少年の夢それぞれの草矢かな
心には紋付袴初句会
春日差す太穂の墓域無言酒
橅林に心洗われ秋に入る
水母来て泳ぐ子ども列乱す
爽やかや無位無冠なる露天風呂
目の裏に今なお戦後羽抜鳥
竹の皮脱ぐ青春の窓開く
縦笛の音まとまりて夏終る
翡翠や一直線のわが青春
菜の花や心の奥の原風景
葉牡丹に我が煩悩を投げ入れし
虫籠の開け放されて休暇果つ
蟻の列はや定年の通勤路
裁判の一言もらさぬ梅雨最中
追憶のひとつひとつや蕎麦の花
雑草の静かなる声原爆忌
鼻眼鏡ずらして見るや春の山
 




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