核態勢見直し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/30 12:47 UTC 版)
- NPR: Nuclear Posture Review
1回目は2002年に開かれ、この時ブッシュは、自国の核兵器の使用対象を非核保有国にまで拡げた。 その結果、非核保有国が核攻撃の標的とされるのを防ぐため核兵器保有を断念するという動機付けはなくなった、といえる。 このNPRは
- いかなる種類であっても大量破壊兵器がU.S.に対し使用された時
- 通常兵器で破壊できない、強化された、もしくは、地下にある標的を破壊する場合
- U.S.が「驚異的な軍事発展」を見た時
のいづれかの場合、U.S.は核兵器を使用する権利がある、と主張した。 U.S.国内外で非常な衝撃をもって受け止められた。 核拡散防止条約では、核保有国は核兵器保有量を減らすべく責任を負っているが、NPRはその条項を無視したばかりか、小型で使いやすい新型の小型核兵器やバンカーバスターの開発にゴーサインを出したといえる。 2010年にもオバマにより開かれている。
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