東京中野文学賞とは? わかりやすく解説

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東京中野文学賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/31 02:12 UTC 版)

東京中野文学賞(とうきょうなかのぶんがくしょう)は、一般社団法人中野区観光協会、東京中野文学賞実行委員会が主催する公募文学賞[1]

概要

小説が対象。プロ、アマチュア、経歴問わず応募を受け付けている。演劇・映画関係者、アニメ制作者等が多く在住する中野区の特性にちなみ、受賞作の舞台化、映画化、アニメ化を視野に入れている[1][2]

第1回目は2022年開催。旧名称は東京中野物語2022文学賞。受賞作を含む最終候補作が電子書籍化され[3]、文月蒼氏のデビュー作『水槽世界』は飛鳥新社から単行本化された[4]

受賞作

第1回(2022年)

一次・二次選考を経て、最終選考委員により選出された。選考委員は、中島京子(小説家)、篠原哲雄(映画監督)、中川翔子(歌手・タレント)、鬼塚忠(小説家・作家エージェント)。[5][6]

  • 大賞『悔いの華』原浩一郎
  • 佳作『鬼祓い桃園神社』菊一馬絽
  • 佳作『にゅうらいふ』大塚 雅美
  • 中野区賞『始発電車は午前五時』北森春土
  • 篠原哲雄監督特別賞『ささやかな音を聴く』高城つかさ

第2回(2024年)

一次・二次選考を経て、最終選考委員により選出された。選考委員は、中島京子(小説家)、篠原哲雄(映画監督)、大槻ケンヂ(ロックミュージシャン・作家)、鬼塚忠(小説家・作家エージェント)。[7]

  • 大賞・クラファン賞『その針がさすのは』羽田圭介
  • 佳作『檸檬と蜜柑のラプソディ』ふるたみゆき
  • 佳作『軌道、レゾナント』六ッ川和泉
  • 中野区賞『10円玉を握りしめたら』宮本直樹

脚注

出典

  1. ^ a b 第2回東京中野文学賞”. 第2回東京中野文学賞 (2024年12月28日). 2025年2月7日閲覧。
  2. ^ 原沢麻由. “どう実現させる?中野区から映画化・アニメ化・ベストセラーを目指す「東京中野物語2022文学賞」を開催”. QJWeb クイック・ジャパン ウェブ. 2025年2月7日閲覧。
  3. ^ 東京中野物語2022文学賞”. 東京中野物語2022文学賞 (2023年8月18日). 2025年2月7日閲覧。
  4. ^ 飛鳥新社のライト文芸新レーベル「with stories」が2024年4月23日創刊” (英語). ラノベニュースオンライン. 2025年2月7日閲覧。
  5. ^ 文学賞で地域活性化を目指す「東京中野物語2022文学賞」第1回目の受賞者が発表!”. newscast.jp. 2025年3月31日閲覧。
  6. ^ 中野区観光協会”. 中野区観光協会. 2025年3月31日閲覧。
  7. ^ 「東京中野文学賞」受賞作品決定 大賞は羽田圭介さん「その針がさすのは」”. 中野経済新聞. 2025年3月31日閲覧。

関連項目

外部リンク




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