村田まさるとは? わかりやすく解説

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村田まさる

村田まさるの俳句

あるときは山の音する木の実独楽
いつ見ても金魚明るく歳をとる
すりあしでゆけば綿虫出てきそう
たましいのだんだん透ける落葉山
ひるがえる燕は天の句読点
ふりをして亀は鳴くこと思案中
わが影を出て消息を絶つ目高
セザンヌの色になりたい春の水
余命とは林檎の円い線である
凍鶴に晒一反青ざめし
利休忌の湯呑みの中に空がある
十六夜のどこを摑まえても一人
十字架をイエスと分かつ寒鴉
十薬の所為でわたしの人ぎらい
半月やドアの取っ手が痩せている
夏空を高枝鋏傷つける
少年も土筆も背のびして孤独
帝国の陰に日向に冬木立
忘却は白にはじまる大南風
月夜茸その一本は他界なり
残花残照さすらう雲がかたち変え
白鳥のふわりと泛ぶ化粧室
筍の二等辺から朝が来る
羽抜鶏風に吹かれること覚え
苺摘む邪馬台国に深入りし
草萌や生命線の果てに海
蛍火に逢いし一夜の不整脈
長月の硝子に映る夜の静寂
陸封の山女に固き雨の粒
面影の一つ重なる沙羅の花
 




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