夜桜美人図
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『夜桜美人図』(よざくらびじんず、『春夜美人図』とも[1])は、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾応為の手によるものと伝えられる肉筆浮世絵である[2]。落款、印章が無いため、正確には作者不詳の作品となるが、作風などから応為の手によるものであるという見解が通説となっている[1]。美術史家の安村敏信は、本作品について「日本の絵画史上、光と影を本格的に扱った重要な作品」と評している[3]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g 久保田 2015, p. 33.
- ^ a b c 久保田 2015, p. 32.
- ^ a b c d 影山幸一 (2010年8月15日). “葛飾応為《夜桜美人図》抒情と科学の暗闇──「安村敏信」<3>”. artscape. 2023年10月13日閲覧。
- ^ a b “館長インタビューvol.2『研究で見えてきた応為の作風とは』”. 信州小布施北斎館 (2022年10月28日). 2023年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e f 久保田 2015, p. 34.
- ^ 久保田 2015, p. 35.
- ^ “小倉常吉(おぐらつねきち)”. 深谷市. 2023年10月13日閲覧。
- ^ “清水観音堂について”. 東叡山寛永寺 清水観音堂. 2023年10月13日閲覧。
- ^ 久保田 2015, p. 21.
- ^ 久保田 2015, p. 105.
- ^ a b 影山幸一 (2010年8月15日). “葛飾応為《夜桜美人図》抒情と科学の暗闇──「安村敏信」<2>”. artscape. 2023年10月13日閲覧。
- 1 夜桜美人図とは
- 2 夜桜美人図の概要
- 3 脚注
- 夜桜美人図のページへのリンク