学習定着度診断シートとは? わかりやすく解説

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学習定着度診断シート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/10 14:09 UTC 版)

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学習定着度診断シートとは、株式会社フクトが実施する、中学3年生が中学校で受験する試験である。また、この試験は、別名として「実力テスト」という名前を持っている。

概要

この学習定着度診断シートは、No.1~No.4(第1回~第4回)まであり、それぞれの回で、学習の進度に合わせて問題が作成されている。この試験は、福岡県公立高校入試を考慮したものになっていて、平成30年度からの入試改善[1]にも対応している。これにより、制限時間は50分(平成28年度までは45分)に延長された。尚、満点は60点(5教科300点満点)である。また、中学校以外ではこの試験を受験することはできない。

この試験に関する4つのシート

この試験には、4つの「シート」が存在している。それは、「確かめシート」「問題シート」「解答・解説シート」「成績シート」である。

①確かめシート

試験前に配布される。国語・数学・社会・理科・英語の5教科の要点や問題等が掲載されており、練習として活用できる。もちろん、問題に対する解説も充実している。

②問題シート

試験時に配布される、いわば問題冊子である。尚、この問題シートは、回によってデザインが異なる。No.3とNo.4では、福岡県公立高校入試の問題冊子のデザインとほぼ同じにしてあり、後述の解答記入用紙の内側に入っている。また、この問題シートは、試験終了後、他人が後で受験する可能性があるので、後述の解答・解説シートと一緒に一度回収され、後程返却されることになっている。

③解答・解説シート

試験終了後に配布される、いわば試験の解答・解説書である。このシートは、全体が赤書きになっていて、模範解答や配点も見やすい表形式となっている。また、この解答・解説シートは一度配布後、他人が後で受験する可能性があるので、前述の問題シートと一緒に回収され、後程返却されることになっている。

④成績シート

試験から約2週間後にフクトから送付される、いわば試験の成績表である。答案の採点だけでなく、分野別の正答率や苦手分野まで診断し、領域アドバイスを記載している。また、この成績シートには、今までに受験したフクトの試験の点数を、「個人」と「校内」の2つの折れ線グラフで表示されてあり、成績の推移を簡単に確かめることが出来る。

解答記入用紙

この試験の解答記入用紙は、福岡県公立高校入試の解答用紙と同様の、見開きA3判の紙を使用している。また、解答欄もそっくりに作成されており、実際の高校入試に近い形式となっている。また、平成29年度より、No.3とNo.4では解答記入用紙の内側に前述の問題シートが挟まっていて、より実践的な形式になっている。

脚注

  1. ^ 平成30年度入試から実施する福岡県立高等学校入学者選抜学力検査の改善について http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kensazikan.html



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