大阪わらじの会とは? わかりやすく解説

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大阪わらじの会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 03:36 UTC 版)

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大阪わらじの会(おおさかわらじのかい)は、1963年創立の社会人山岳会。

概要

沢登り時に使用する「わらじ」が会名に付く、沢登りを主たる活動としている社会人山岳会である。1963年に中庄谷直が設立した。

会設立時から台高山脈の地域研究を開始し、14年後に『台高山脈の谷』上・下を完成させた[1][2]

出版物

  • 『台高山脈の谷』上 1976年[1]
  • 『台高山脈の谷』下 1977年[2]
  • 『大峰山脈の谷』1979年[3]
  •  会報『溯行』
  • 『日本登山大系』10巻(関西・中国・四国・九州の山)の、台高山脈の谷と大滝、大峰山脈の谷、南紀の谷、白山の谷、奥美濃の項[4]

歴代代表

  • 1963-1976年 中庄谷直
  • 1976-1985年 川崎実
  • 1987-  吉岡章

会員

  • 中庄谷直(なかしょうやただし) 同会初代代表。『関西周辺の谷』(白山書房)[5]など多数の著書がある。
  • 川崎実(かわさきみのる)同会2代目代表。2010年に大峰山脈白川又川で永眠。没後『秘瀑』(山と溪谷社[6]が出版される。
  • 吉岡章(よしおかあきら) 『関西起点沢登りルート100』(山と溪谷社)[7]など著作多数。
  • 茂木完治(もてぎかんじ)1973- 同会に所属。『沢登り読本』[8]の著作がある。
  • 樋上嘉秀(ひがみよしひで)1989-1998年に同会に所属。『台高の沢』[9]『大峰の沢』[10]『南紀の沢』[11]の著作がある。
  • 岩崎慶訓(いわさきよしのり)『日本の登山家が愛したルート50』東京新聞出版局で鈴鹿山脈の滝洞谷を紹介している[12]

出典

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  1. ^ a b 台高山脈の谷. . 大阪わらじの会. (1976年6月15日発行) 
  2. ^ a b 台高山脈の谷. . 大阪わらじの会. (1977年4月1日発行) 
  3. ^ 大峰山脈の谷. 大阪わらじの会. (1979年4月1日発行) 
  4. ^ 柏瀬祐之; 岩崎元郎; 小泉弘 (1982). 日本登山大系. 10巻. 白水社 
  5. ^ 中庄谷直 (1980). 関西周辺の谷. 白山書房 
  6. ^ 川崎実 (2011年8月5日発行). 秘瀑. 山と溪谷社 
  7. ^ 吉岡章 (2011年6月10日発行). 関西起点沢登りルート100. 山と溪谷社 
  8. ^ 茂木完治; 手嶋享 (1991年8月14日発行). 沢登り読本. 東京新聞出版局 
  9. ^ 樋上嘉秀 (2003年5月20日発行). 台高の沢. ナカニシヤ出版 
  10. ^ 樋上嘉秀 (2003年8月20日発行). 大峰の沢. ナカニシヤ出版 
  11. ^ 樋上嘉秀 (2007年5月24日発行). 南紀の沢. ナカニシヤ出版 
  12. ^ 岳人編集部 (2006). 日本の登山家が愛したルート50. 東京新聞出版局 

外部リンク




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