大川又三郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/17 04:45 UTC 版)
大川 又三郎(おおかわ またさぶろう、生没年不詳)は、日本の実業家、日本信託銀行株式会社(現・三菱UFJ信託銀行)元取締役社長、日本ポルシェクラブ初代会長[1][2]。
人物・経歴
1931年、立教大学商学部(現・経済学部、経営学部)卒業[1]。
大学卒業後、日本信託銀行株式会社(現・三菱UFJ信託銀行)に勤める[1]。
同社取締役社長を務めた[1][2]。1975年には母校である立教大学の校友会会長に就任[3]。
前会長の松崎一雄からバトンを受けて、新校友会長に就任した大川は、校友会館「セントポールズ会館」の着工を決断。校友会館は、1977年4月20日に起工式を迎え、定礎式は、翌21日、第39回校友会定期総会当日に執り行なわれ、同年11月3日に竣工した。校友会館の礎石には、大川の自筆で「神と国との為に」と刻まれている[4]。
立教大学には、大川を記念して「大川又三郎記念奨学金」が設けられている[5]。
ポルシェ愛好家でもあり、1963年2月24日に設立された日本ポルシェクラブの初代会長に就任した[6][7]。
脚注
- ^ a b c d 立教大学新聞 第194号 1961年12月15日
- ^ a b 同志社大学『同志社設立九十周年記念事業資金・寄付者芳明』
- ^ 立教大学校友会・沿革
- ^ 立教大学校友会・立教うんちく話『第17回「セントポールズ会館」』
- ^ 立教大学・奨学金
- ^ 第一文成堂『ぽるしぇびいき』創刊号 昭和41年11月15日
- ^ 幻のレーシングドライバー、式場壮吉インタビュー 2016年7月2日
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